ヒゲの似合う男になりたい!!
昔はヒゲを生やせるのは自営業くらいの時代で全剃りするのが当たり前の時代でしたが、
今やビジネスシーンでもヒゲをお手入れさえしていれば許される時代となってきました。
むしろ私のお客様で役員クラスのお客様や敏腕ビジネスマンの方はヒゲを作っている方の割合はかなり多いですね。
メニューでも「ヒゲデザイン」というメニューでわざわざ料金を払ってヒゲをお手入れされる方もいます。
ヒゲというのは中世ヨーロッパではその人の社会的地位を表していたとも言われるくらいヒゲが成す印象というのは現代でも強く影響しています。
そのためにヒゲをデザインするというのは、ヒゲの形や作る場所、細かなデザインなどから、その人の印象力を変えてしまうのでとても注意が必要です。
立場より重く見せすぎて
敬遠される
軽く見せすぎて
なめられる
自分の立場とまたヒゲを作ることでどうなりたいかまで考えた上でのデザインが特にビジネスシーンでは重要となってきます。
ヒゲも人によって
・生える部位
・生えるスピード
・生えた時の濃さ
・左右対称、非対称
など全然違いますので
人によってできるデザイン、できないデザインがあります。
ですので、全て自分が作りたいヒゲということは難しいですが、いくつかヒゲのデザインについてお伝えします。
まずヒゲには下記三種類があります!!
・口ヒゲ
・顎ヒゲ
・頬ヒゲ
これらを参考にまずはどの部位から作るか決めてみましょう。
口ヒゲ
口ひげは【大人、貫禄のある、知的】な印象を与えられる髭です。
童顔に見られやすい人や管理職や役員など年齢を上に見せたい人にオススメです。
逆に年齢よりも若く見せたい人は不向きです。
幅が細いほどインテリな印象を与え、太めであれば温和な印象を与えます。
顎ヒゲ
口ひげよりも顎ヒゲの方が似合う人が多いため、また比較的若い人でも似合う為、初心者にもオススメの髭です。
顎ひげは様々なデザインが可能で、そのデザインに寄って印象が変えられます。
基本的には顎ヒゲの幅が大きくなるとガッシリと男らしく見え、小さくなると柔らかでオシャレな印象を与えられます。
細かなデザインによって個性を出すことも可能です。
口ひげや頬ヒゲ、もみあげとのつなげ方のデザインなどアレンジ方法もたくさんあります。
頬ヒゲ
頬ヒゲは顔をシャープに見せ、小顔効果を出すことも可能です。
顔の大きさに悩んでいる方やエラの張っている方などにもオススメです。
輪郭の取り方により印象は異なりますが、主に頬ヒゲを作る事により男らしさが強調されます。
しっかり手入れをしていても人によっては(特に女性)男らしく見えたり、印象力が強く見える反面、
不衛生に感じてしまう人もいるので周りの人に合わせることも必要です。
初めての人や迷う人には顎ヒゲがオススメです。
整えやすく、極端にあなたのイメージが変わりすぎるということはありません。
髭と髭の組み合わせ
髭は一箇所だけではなく、他の箇所やモミアゲとのつながり、組み合わせも大切です。
ベーシックな組み合わせは
口ヒゲと顎ヒゲです
口髭と顎鬚はされている方も多いので、髭を作っていない人からの目線も抵抗ありません。
単に口髭だけを作っているよりも自然体や若めに見られて、
顎鬚だけよりも印象力は強くなります。
他には顎鬚ともみあげをつなげていき途中の頬ヒゲをつながる線上のみつく方法もあります。
顎の髭からもみあげに向かってシャープにつながるので
顔立ちがスマートに見えます。
もみあげが薄い人には作りづらいかもしれません。
髭の長さとラインの太さ、デザインの濃さ
作りたい場所が決まったら細かなデザインを決めていきます。
ヒゲは失敗しても比較的早く生え揃うので、失敗してもまた生やせばいいのですが、
できれば失敗しない方がいいですね。
自分の写真を作りたい髭をイメージして合わせてみましょう。
(紙などに書いてみたり、まだ髭が生えていないときに黒ペンなどで下書きしてみてからデザインするといいですよ。)
基本的に髭のどこの箇所もラインや形を太く・濃くすると
印象としては強く・きつく感じます。
形のシルエットをはっきり出したり、直線的なラインにしてもそう感じます。
逆に髭の形やラインを細く、薄くすると
印象としては爽やか、クール、オシャレな感じになります。
髭のシルエットを肌とぼかしたり、やや湾曲したラインにしても同じように自然に近い形になります。
これはあくまでベースです。
元々生えている部位、元々濃い・薄い部位によっても印象は変わってきます。
何度も繰り返ししながら自分の顔の形やライフスタイルに合った形を見つけ出せるといいですね。
※次回は髭デザインの整え方をやります。