白髪のワンランク上のケア~見た目年齢を品よく若くする~

白髪

あなたには白髪がはえていますか?

20代には数本くらいだった白髪…
でも30、40、50代と年を重ねる毎に増えていく…

白髪があるだけいいのかもしれないが…
やっぱり白髪のイメージは「フケて見える」

中には管理職や職業柄としてあえて年上に見えた方がよいという方もいますが、普通のお仕事をされている方は若く見える方が活力もあり、見た目の印象が全然違いますよね。

結果的に申し上げます。

超一流企業の会長様、社長様、役員様

何億と言う商談を取りまとめる敏腕ビジネスマン

テレビに出る有名人

このようなお客様のヘアメンテナンスをしておりますが、割合的に申し上げますと、

大体会長様、社長様は染められている方のほうが少ないです。染められている方は真っ黒なカラーではなく、グレイカラー(細かなテクニックがあります)

役員様は半々。
濃いめのダークグレーカラーが多いです。

部長、課長様はかなり多いです。
年が若い人はブラックカラーですね。
薄く入れる人はほとんどいません。

敏腕ビジネスマンの方々も多く、有名人はもちろんですね。敏腕ビジネスマンの方であえて濃いめのブラウンカラーの方もいます。

これはどうゆうことかと言いますと、私が主に担当している方々は見た目をまず求められる方々。

大前提として

「年相応の髪の色より10歳ほど若い髪の色」

にしている。

と言うことです。

染めてない人は65~70歳くらいになると多くなります。
今まで染めていた人も少しずつ色味を薄くしていき、やめる人と薄くして染められる方もいますね。

ちなみに一番年上の方で染められている方92歳の方です。
今でも月2~3回会社にいっているようです。

なぜ10歳なんでしょうか?
私が勝手にしているわけではありません。

身嗜みに気を使われているお客様が細かく指定して来ます。
若いときはやり直しを何度もしました。

その中でのポイントは

「その人の年相応」

つまり80歳の人が黒過ぎたら違和感があると言うこと

60歳の人に白髪が見つからず、黒々しているヘアスタイルだと若くは見えるが、逆に見た目の品が悪いと言うこと。

年相応より10歳若いと言うのは、その人が若くなっていい限界の年と言うことでしょうか。

若くなればなるほど見た目もよくなることはイコールではないようですね。

この法則を当てはめればさらに一つ解決しますね。

白髪というのは同じ年齢の人が同じように白髪が出るものではありません。
人それぞれ白髪になりやすい人となりにくい人がいますね。

「俺は白髪が多いから、真っ黒に染めないとすぐふけて見える」

「僕は白髪が同級生よりも少ないから白髪のままで染めなくていいだろ」

このように、自分の白髪の量によって色味の判断をする人がいますが、そうではなく、あくまでも

年相応よりも10歳若い色味ということですね。

さて、

ここで一つ質問です。

黒、茶色、灰色

最近見た目を気にするビジネスマンが
一番染めている色味は何色でしょうか?



答えは

灰色です。

しかもダントツです。

今まで疑問に思った方はいませんか?

年相応よりも10歳若い色?

僕は染めると言ったら

白髪染め=黒色

だと思っていたから、どうやってその年齢の差を出すのか?

染める=みんな黒色ではないの?

恥ずかしくありません。

実は灰色に染めるグレイカラーを知らない人も実は多いんです。

驚きなのは、地方の理容室、美容室でもグレイカラーを扱ってないところもあります。
これも原因のひとつかもしれませんが…汗

このグレイカラーは扱いなれているスタイリストには、非常に扱いやすいものです。

グレイカラーといって、濃いめのカラー剤、薄めのカラー剤があるということではないのです。

グレイカラーというカラー剤のみあり、放置時間や塗布量、温度、髪の毛の質、髪の毛のダメージ具合によって、出す色味が変わります。

それこそ真っ黒に近い黒にも出せますし、染めたか染めてないのかわからないくらいの薄いグレイを出すこともできます。

これはテクニックですね。
最初は失敗しやすいです…

さてこのグレイカラーを使用すれば、微妙な年齢の色味を出せるということはわかります

次のポイントはいかに伸びたときにも自然となっているか?

年相応よりも10歳若さと言うのは、言い方を変えるといかに染めてないと見せるか?

とも言えます。

待ってください。
染めても新しく生えてくる毛までは染まってないですよね?

つまり新しく生えてくる毛は白髪。

ということは染めた毛と白髪の境界線が出ますよね?

これは実はみっともない。
別の章でジェルやワックスで白髪を隠すことをお話ししましたが、ある程度は隠せますが、オールバックスタイルや分髪されるヘアデザインの方(面を出すスタイル)は伸びてくると非常によくわかります。

ここで僕が使うテクニックです。
髪の毛の中間をベースの色味で塗って、毛先をワントーン明るいカラー。根元をワントーン薄くして頭皮に近いほど薄くしていきます。

そうすると生えてきた白髪との色味の差が少ないので、生えてきた時でも目立ちにくいのです。

具体的なプロセスは毛先から段々と根元に向かって染めていくイメージですね。

(一本の毛に対してそれぞれの部位でダメージが異なる方は注意が必要です。ダメージによって色が濃くなります。)

こうすることによって染めても自然、
伸びてきても自然。

と、非常に品がよく若く見えるスタイルとなります。

ワンランク上のテクニック
「パートによってあえて濃さを変える」

これは自分では難しいのでヘアサロンでやっていただくことをオススメします。

先ほど毛先から根元に向かって色味を薄くしていくとお伝えました。

これと同じように、例えばシャープなスタイルに見えるようにサイドほど薄めのカラー、トップやバックほど濃いめのカラー。

こうすることでより自然で品よく見えます。
さらにこのカラーリングの仕方はヘアスタイルがシャープにも見えるデザインですのでオススメですね。

そして長さで変える。
例えば横や後ろを刈り上げて短いとします。

そうしたら、刈り上げているところはかなり薄めの色味。

ただしデザインにもよりますが染めないのは少しおかしくなります。

このような感じですがいかがでしょうか?

白髪は加齢とともに誰にでも起こりうる現象です。

上手にケアして印象力を高められるといいですね。



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