身嗜みとはなぜ大切なのか?
社会人になられた方は、この『身嗜み』ということがとても重要視されます。
学生においてのシーンでも、高校や大学受験の面接、企業への就活などでも、先生や親御さんから『身嗜みは大切』と言われることも多くあるでしょう。
なぜこの身嗜みというのは必要になるのでしょうか?
ずばりアナタに責任が生まれる
それはアナタが会社や所属部署、学校などの看板を背負っているからなのです。
アナタは生きていく上で様々な団体に所属します。
・会社
・部署
・チーム
・学校
・クラス
・家族
・仲間
など
そしてその団体というものは、様々な方から見られています。
もし外部の人がアナタを見たときに、悪い印象を持ったらどうでしょう?
もちろんアナタ個人に対して印象を覚える人もいらっしゃると思いますが、「アナタがいるあの会社は」「アナタがいるあの学校は」と覚える人も多いのは事実でしょう。
学校を例にしてみる
社会人の方は身嗜みを整えている方が多いので、ケースとしては例を上げてもイメージしづらいかもしれませんが、自分の学校や周りの学校に、金髪にピアス、腰パンなどの格好をしている子はいませんでしたか?
この学校のケースを例にしてみると、わかりやすいと思いますが、このような学生としての身嗜みを外れている子がいる場合、近所の人やあるいは周りの学校から、「あの学校は柄が悪い」などの声を聞いたことはありませんか?
これは、この子の名前もわからないということもあるかと思いますし、他にもこのような子がいるのだろう。あるいは先生の指導ができていない。というような気持ちの背景があります。
会社のケース
さて会社含む話に戻します。
ではもしアナタが経営者の場合に、入社時の面接でこのように思われてしまうような人きたらどう思いますか?
間違いなく会社のイメージを落としたくないので、どれだけ勉強ができる子でも落とすでしょう。
アナタが経営者の場合に、オフィスを見渡した時にそのような社員さんがいたらどう思いますか?
まず直接叱るかその部署の部長さんを叱るでしょう。そしてそのような人を会社の大事な商談や社外の人と会うような仕事を割り振ることはないでしょう。
会社の入り口に入る姿を社外の人に見られればもちろん社外の方に「あの会社は!!」と悪いイメージを持たれるので、改善されなければ解雇することもあると思います。
アナタは常に看板を背負い見られている
アナタがその団体に入るというのは、その団体の看板を背負っているというのは、こうゆうことなのです。
身嗜みをふさわしい形に整えるというのは、仕事ができるか、できないか以上にとても大切なことなのです。
学校においても、悪いイメージを抱かれば生徒数は集まりづらくなりますし、家族や仲間の中でいればかかわりたくないからと避けられたり、会社や部署においては仕事を一緒にしたくない、任せたくないと業績を上げることはできないでしょう。
身嗜みの大切さを少しでも感じていただけたら幸いです。