靴は意外とチェックされている
足元というのは良く見られている場所の一つです。
ビジネスシーンではどんな靴を履いているか?によって相手にとらえられる印象がかなり変わってきます。
私のお客様はビジネスで成功している人ほど、良い靴を履いていますが、
こだわりの靴であることと同じくらいにお手入れもしっかりされています。
革が傷んでいる
ほつれている
色が変に変色している
などはあまりありません。
靴の大切さ
以前お客様にお伺いしたことがあるのですが、毎週一度日本三大ホテルの中にいる靴磨きの職人さんに靴を磨いてもらっているお客様のお話です。
「きちんと手入れをしていると革靴は長持ちをする」
「長持ちをすれば少し高級な靴を買っても、結果的に安くなる。」
「相手の靴は仕事でも僕も良く見るから同じくらい見られてるんだろうね。初対面でも靴を見れば大体この人と仕事組んでいいのかわかるよ。」
「僕は自分で手入れすんの面倒くさいから磨いてもらう。ランニングコストかかるけれど、それ以上の仕事もらえるから結果的にはそっちがいいよ」
というお話をしたことがあります。
なるほどなと思いました。
安靴で凌いだ下積み時代
私の仕事場は高級店ということもあり革靴なのですが、見習いの頃はお金がほとんどなく某激安ディスカウントショップで激安の靴を履いてましたが、二週間くらいで足先がすれはじめて、一ヶ月もすると足先はボロボロ、かかとの当たるところはほつれ、職場には的さない靴となりました。
その中でもお金がないので半年くらいは直しながら履いてましたが、さすがに下地が剥がれたり、かかとが割けて、雨の中歩くと一瞬で水がしみてくるようになりました。
大阪研修で感じた靴ケアの大切さ
そのタイミングでちょうど大阪へ四ヶ月の研修となりました。
技術が上手くなったタイミングで大阪の店舗でも経験を積むように、数ヵ月大阪へ研修に行く制度がありました。
たまたま僕は早く上手くなり、同期では一番最初に研修となり、2つ上の先輩と一緒に大阪へ行くことになりました。
しかも最初の研修先がたまたま大阪で一番高い料金をいただく店舗。
ボロボロの靴を持って行くことにもやめ、一緒に行った先輩にも助言され、やはり靴は大阪で買い換えることにしました。
新しい靴に買い換えると不思議と大切にするもの。大切にはこうと思ってました。
たまたま高いサロンだけあり、そのサロンではお客様の靴を預かって簡易的な磨きアイテムで靴を無料で磨くというサービスがありました。
こっそりその道具を拝借して、四日に一度の割合で靴を磨いていました。
すると不思議と靴が長持ちしたのです。
買った靴のランクに差はないです。お金ないので…
結果的に東京へ戻ったら・・・
当初はまた荷物にもなるし東京へ戻る時にはどうせ靴はボロボロになるだろうから捨ててくればいいやと考えていましたが、
結局半年弱の大阪研修後も東京へ持ってきて、普通に使っていました。
東京に戻ってくると、さらにまた忙しくなり、道具もなかったこともあり、磨かなくなりました。
もちろんそうなるとどんどん靴がダメージ受けてきます。結果的に購入して一年位でまた買い換えました。
やっぱり手入れは大切
お客様からのお話をお伺いしてこの下積み時代のことを思い出してなるほどなと思いました。
靴のお手入れはじめてみませんか!?
慣れれば簡単です。
道具もそんなにお金もかからないです。
そのために少し奮発して、良い靴を購入されてはいかがでしょうか!?
靴を購入された方は是非こちらから磨き方のページへ
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