体臭の原因
前回体臭の原因についてお話ししました。
さてさて、体臭はやはりビジネスシーンでもプライベートシーンでも印象的にはマイナスです。
本日はその体臭を引き起こす原因の食べ物に絞ってお話しします。
臭いをきつくする食べ物
1・肉
前回もお話ししたようにお肉。動物性脂肪が皮脂の分泌を促進させるために臭いの発生が起こります。
またお肉の主であるたんぱく質。
このたんぱく質というのは消化をするのにエネルギーを非常に多く使用します。
比べてみると脂質が約4%、糖質が約5%、しかしたんぱく質はなんと30%!
その為に熱が上がると発汗作用もあるために汗も出てしまうのです。
そして体調が悪い時や肝臓機能が低下している時はさらに注意です。
たんぱく質が分解されるとき通常はアンモニアという物質が発生します。
通常は肝臓で分解されますが、弱っているとこのアンモニアが
血液を伝わって全身へいき、汗や息と一緒に発生してしまうのです。
このようにお肉は体臭を引き起こす食べ物ではありますが
ただし少量ですぐというわけではなく、肉中心の生活の方。
偏ってにお肉を摂取している人が起こりやすいようです。
そして体調が悪い時にも表れますので注意が必要です。
2・乳製品
こちらは意外かもしれません。しかし乳製品にも動物性脂肪があり、皮脂の分泌が多くなります。
そして胃腸が弱い人などはよくヨーグルトなどを摂取すると
お腹がゴロゴロ・・・
これは乳製品が完全に消化しきれていない状態です。特に日本人は諸外国人と比べて
乳製品を消化する能力が低く、また年齢を重ねるごとに年々悪化していく場合もあります。
分解されない乳製品は大腸内で腐敗します。
すると有害物質が発生・・・
これが結果的に臭いのモノととなります。
また腸内がこのように汚れていると、連動して肝機能が低下します。
解毒作用も弱まり、血液に乗って体内に悪臭物質が増加してしまいます。
悪臭物質が増えたことでさらに肝臓での解毒が間に合わなくなり、どんどん増加するという悪循環。
そして悪臭物質を含んだ血液が全身に回っていることにより、汗や口臭として匂ってしまうのです。
3・ファストフードやジャンクフード、レトルト食品など
これらのものは「食品添加物」が多く含まれます。
実はこの食品添加物が体臭の原因の一つなのです。
多少であれば影響はほとんどありませんが、モノによっては多量の食品添加物が使われていることもあります。
もちろん一番の目的は食品を腐らせないようにする為のモノ。
つまり非生物学的なものなんです。
身体からすると当然有害物となります。
この時体は解毒作用を働かせ、「活性酸素」というものを発生させます。
本来この活性酸素もウイルスや有害物質を解毒するために必要なものなのですが、
この活性酸素も量がふえてしまうと体内へ蓄積され、悪影響も引き起こします。
では活性酸素が増えすぎてしまうとどうなるのでしょうか。
活性酸素は体の細胞にも影響を及ぼし、細胞、血液、汗や皮脂などを酸化していきます。
酸化とは皆さんイメージがつくかもしれませんが、鉄が錆びたりするイメージです。
腐敗していくようなイメージでしょうか。
こうなると特に分泌される皮脂が酸化を起こします。
酸化された皮脂は古くなった脂のように体臭の原因となります。
4・辛いもの
辛い物は発汗作用があります。
汗が臭くなるというわけではありませんが、汗の量が増えることで
その汗が空気中の雑菌が結合して臭いを発生させたりします。
5・アリシンが含まれているもの
接客業している人はおなじみだと思います。
僕も良く先輩におこられました。
臭い成分のの強いアリシンが含まれる物を食べると分解する際に体臭の原因となる臭いが出ます。
にんにくやニラなどが代表的ですね。
6・お酒
意外ですがお酒。
お酒の中のアルコールが体内に入ると
アセトアルデヒドという成分が生成されます。
これが、血液中にアセトアルデヒドが増加すると尿だけでなく皮膚などからも排出されるため、
体臭の原因となるのです。
まとめ
これらのモノは確かに体臭の臭いの原因とはなりますが、なんでも加減が大事。
多少のモノではすぐすぐ発生するわけではないですし
記載はしていませんが、相反する部分で、
野菜不足や栄養が偏っていることなども加えて原因となります。
なんでもバランスが大事です。
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2・香水の秘密・種類
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