ビジネススーツを選ぶ上で、無地のビジネススーツも悪くはない。
柄が出てしまうことが嫌という人もいるだろう。
しかしスーツのでデザインは個性でもある。
スーツ・シャツ・タイの組み合わせでも印象を作っていくのだ。
スーツは表面積が広いために尚重要なものである。
今回お勧めしたいのはシャドー柄シャツと言われるもの。
これらの柄は地色に溶け込みながらも、品があり知的な印象。
そしてパッと見た目は無地に近いので、コーデも幅があり楽である。
何よりデキる大人の印象を演出してくれるので、是非ともチャレンジしてもらいたい。
シャドー柄の代表的なものである。
・グレンチェック柄
・マイクロチェック
・ウインドーベーン
の3種類。
どのシャドー柄もプレゼン、交渉の場では誠実さと信頼感、大人の印象を演出できる柄なので、
1着あるとアナタのビジネスシーンをより豊かなものにできるはずである。
・グレンチェック柄
≪年齢問わず着られる普遍的な柄≫
グレンチェックはトラッドなタータンチェックの一つで、2色からなる格子の中に細かい格子が重なった柄。
年齢問わず、着られるのが魅力だ。
ウィンザー公が英国王子だった頃に愛用していたため「プリンス・オブ・ウェールズ・チェック」とも言われる
マイクロチェック柄
≪チェック柄でも一番細かい≫
最も細かいチェック柄。
一見ソリッドに見えるほどピンの頭を並べたさらし糸と色糸を平織にした、
ごく小柄のチェックパターンだ。
コントラスが少ないためにあらゆるシャツ・ネクタイに対応可能。
Vゾーンを作りやすいのでシャドー柄の初心者にも適している。
ウインドーペーン柄
≪クラシックで伝統的パターンのひとつ≫
ウイントーペーンとは縦横の細い直線が垂直に交差した、窓枠のような格子柄。
代表的なカントリー調の柄で、19世紀に英国で流行し、スーツ以外にシャツなどにも多様されていた。
伝統的なチェック柄は大人の雰囲気があり上品な印象を与えられる。
トラディショナルで個性的な英国由来の柄
ビジネスに適したシャドー柄にはルールがある。
まず「トラディショナル」なパターンであること。
2つ目は「柄のコントラスが少ない」こと。
最後は「知的で控えめな主張がある」ということ。
理由は簡単だ。
発祥が英国のクラシックな柄は普遍性があり何年先でも愛用できる。
またビジネスシーンでは悪目立ちは避けた方がベター。
周囲に溶け込みながらさりげないオシャレはクライアントにも好感を与えてくれる。
さらに限りなく無地に近いので、さまざまなVゾーンにも対応可能だ。
だからコーディネイトの幅もグッと広がる。
知的で落ち着いた雰囲気に加え、他人との差別化を図るにはうってつけ。
着るだけで個性的で品格のあるスーツスタイルが完成する。
上品に見えるビジネススーツ・シャドー柄の種類
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