毎日のシェービングで顔年齢が変わる
今回は前回の「ヒゲ」の秘密に続いてシェービングのお話しです。男性の皆様はヒゲを剃るときどのように剃りますか?
一般的にカミソリを使用してヒゲを剃るのをウェットシェービング、電動カミソリを使用するのをドライシェービングと言います。根本的な違いは「剃る」のと「刈る」の違いです。カミソリは肌に刃物を当てて根元から剃るのに対して、電動カミソリは肌と刃の間に金属板が一枚あるので、ヒゲを根元から少し上のところで刈り取る形になります。ウェットシェービングの良いところは「髭を根元から剃ることが出来る」「肌荒れがしにくい」「水やお湯を使うので清潔」など。ドライシェービングはやはり「早い」「簡単」と言ったところでしょう。
また剃る時間はいつ剃っていますか?肌は寝ている間に再生され整えられます。睡眠不足だと肌が荒れるのはこの為です。実は夜に剃ると剃刀のダメージを再生されることに力が注がれ、肌が美しくならない。更に朝だと肌にハリのある状態なので血が吹きにくく髭剃りには適しています。確かに夜にお風呂に入っている時はお湯や蒸気で髭が柔らかくなっていますが、肌が再生することや前回お伝えしました様に朝方に一番伸びることを考えると朝剃ることが望ましいのです。
そして肝心なシェービング時に何もつけずにカラ剃りなんてしていませんか?シェービング時はお肌の角質を取ったり、髭が濃い人は特に髭が引っ張られて同時に肌が傷ついたりと、肌への負担があります。更にシェービング後は皮膚が薄くなり、皮脂膜もない状態ですので、肌の中の水分が外へ抜けて乾燥しやすくなります。ここで「シェービングクリーム」「アフターシェーブ」「乳液などの化粧水」を使っている人と使っていない人とでは将来の肌年齢に雲泥の差が出ます。シェービング時にクリームなどを使えば剃刀の運行もスムーズになり肌への負担が減ります。シェービング後のケアは肌を保湿したり、バリアを作ったりと外からの刺激から守ったり、肌を補強してくれます。男性が身だしなみの為にシェービングに当てる時間は一生でおよそ「七三000分」と言われていますから、しっかりケアながら剃っている人と空剃りしている人とでは、将来の肌年齢(見た目年齢)に明らかな差がついてしまうのです。是非面倒くさがらずにケアをしながらお顔剃りを楽しみましょう。