第一印象で勝負を決める 勝てるスーツの条件 No.1

ビジネスマンなら当たり前のように日々纏うスーツ。

ヘアやシューズ、スキンなどももちろん身嗜みとしてはかなり重要な身嗜みである。

しかし、どう考えても一番広い表面積として見られるのはスーツだ。

 

ビジネスを行う上でスーツというのはユニフォームのようなもの。

相手が感じる印象というのは割合としてもかなり大きい物である。

 

普段のオフなどに着る服はオシャレ感を大事にしたりする。

しかしビジネスのシーンにおいては、「オシャレ」というものはかえってマイナスに働くこともある。

 

「オシャレ」と「好印象」はイコールではない。

過ぎたオシャレ、場や相手に合わないオシャレは、ビジネスを失敗にまで導いてしまうこともあるのだ。

 

ではどうすればいい?

好印象だけではやはり味がない・・・

 

印象力というのは単にキレイにしておく、整えておけばいいというものではない。

好みや、品、性格まである程度感じさせてしまうのも印象力だ。

 

「つまり好印象の中に少々のオシャレ」を足してあげること

 

これが本来の身嗜みだ。

味・個性がなくては無難なつまらないい人止まりだろう・・

一流の人になりたければ、品格80%に、個性20%がちょうどいい。

 

品格について

スーツというのは勝負服という話をしたが、間違いなく相手の印象に残るものの一つである。

悪く感じさせれば、ビジネスを成功に導いてしまったり・・・

逆にスーツを上手に着こなせれば、ビジネス成功へ導けるかもしれない。

 

品格の大前提が「清潔感」。

どんなに良いスーツでも、ほこりや汚れがあったり、

シワやヨレヨレのスーツではまったくもって品格がない。

 

同じスーツを毎日着ないで休ませる

定期的にクリーニングにだす

購入時にサイズをしっかり見てあげる

などスーツ自体の品を保ってあげる事や購入時に適切なサイズをチョイスすることも必要な事です。

 

 

そしてスーツの似合わせ。

肌の色、雰囲気、仕事内容、立場

などに合わせたスーツのチョイスが望ましい。

 

いくら雑誌やネットに載っているスーツがカッコよくても

自分に合っていなければ、まったくもって別の印象となる。

 

最初に言ったように、スーツは個性も演出する位

印象力を出す面積は広い。

 

選ぶには

・色

・素材

・デザイン

・シャツ、ネクタイとの組み合わせ

などを考えて選ばなくてはいけない。

 

そしてシーンでのチョイス

 

ビジネスシーンでも

・硬いシーン

・やや砕けたシーン

・パーティーなどのドレスコード

・夏・冬などの季節

・交友関係が深い

などそれぞれのシーンに合わせることも大切だ。

 

様々な観点を考えてチョイスしなくてはいけないが

それを楽しめるようになったらビジネスの成功は見えてくるだろう。

 

相手を想像して

シーンを想像して

 

アナタの個性を場に相応しい範囲でしっかり出せることが

印象力を最大限に引き出し

きっとあなたの成功を引き寄せてくれる。

 

 

 

 

 




 

 

 




女性ウケする女性に好印象な小物使いのポイント

女性ウケする女性に好印象な小物使いのポイント

 

ビジネスにおける身嗜みはもちろん男性への印象がメインだが、

職場や外出時などではもちろん女性の目線も気になるのが男性というもの・・・

 

しかも意外と女性はいわゆる「小物アイテム」をよく見ているそう・・・

そしてその身に付けている「小物」から、相手のセンスを感じ取ることが多いようだ。

 

女性から好印象を持たれるいくつかのポイントを挙げよう。

あなたのセンスは女性ウケするものか?

 

1・女性はさりげないアイテムが好印象

女性が好印象をウケるには基本的には「控えめな小物」だそう・・・

ブランド云々より清潔さと上品さ、自然さを意識して自分を飾ろう。

 

一般的には男性のビジネススタイルでの小物は、実用性を兼ねたものがほとんどだ。

そのために、なかなか差をつけづらいのも事実。

つまり普通は意識しないとなかなか個性を出せない。

 

その中でも、

・自分の雰囲気に合う

・飾りすぎない

・あくまでナチュラル

・他の色味、バランスに合う

・実用性に長けている

・小物の印象が強く出過ぎない

などを意識するといいだろう。

 

2・バッグは素材の質感が命

一番女性が目が行くのがやはりバッグ。

過去にはスタンダードとして、ナイロンとレザーのコンビが人気がありましたが、最近好印象なのがやはり王道の「レザーバッグ」。

特にレザーのブリーフケースには品格を感じるようです。

高級レザーバッグは特にお手入れもしっかりしていれば、さらにポイントも高いようです。

 

安価なもので済ませたい人が、よく使用するのがナイロン製のバッグ。

ナイロン製のバッグは軽快で良いと思いますが、デザインがカジュアルすぎたり、

安っぽさが出てしまうと学生っぽく見えてしまいアウトだそうです。

 

よくバッグに荷物をパツパツに入れている人を見ますが、

これは折角のバッグが形が崩れてしまったり、だらしなく見えたりとかなりマイナス。

中身を整理して、スマートに見せよう。

 

お金をかけて良いブランドのバッグを使用している人もいらっしゃると思いますが

まずのが高級レザーバッグなのに、擦り切れていたり、角がつぶれていたり、

いわゆる買いっぱなしでお手入れをされていない人。

ダメージなどは良く女性は見ているそうです。

 

またバッグを選ぶ際にファスナーやポケットのデザイン、金具の素材などもポイントだそうです。

女性はやはりそのように細かいところまでよく見ているのですね。

 

 

 

3・ビジネスシューズは男女共通の重要なポイント

男性も特にビジネスシーンでは足元をよく見ますが、それは女性も同じようです。

女性ウケするにはベターな黒のシューズ。

しかも紐付きの黒いシューズだそうです。

 

シンプルな黒の紐靴はエレガントな印象を与え、女性ウケが良い。

スーツには紐靴が一番しっくり見えて、装飾や飾りがシンプルなものが

エレガントで引き締まって見えるのだそう。

 

男性の間ではよく紐靴ではなく、

ダブルモンクのデザインや茶色のんビジネスシューズが多いですが、

女性からすると「もっている、気取っている」感じがしてマイナスだそうです。

バックルなどの金具などもより浮いて見えるそうです。

 

オシャレの演出としてビジネスのジャケット・パンツスタイルなら

ローファーもありなのだそう。

 

一番はスーツなどの服装を主体として、印象が出過ぎず

引き締めて見えるデザインが一番いいそうですね。

 

4・デキるオトコは気を配るポケットチーフ

なかなかパーティー以外で、ポケットチーフを飾る人は多くないかもしれませんが、

女性の印象ではポケットチーフは意外と重要だそうです。

 

慣れない人はベターな白のポケットチーフから。

特にネイビースーツなどの相性もよく感じられ、非常に品よく見られます。

チーフは特に毎日変えてみて良いので、毎日色では単調。

 

ブルーなどの引き締める色味の縁取りやワンポイントの刺繍のあるのを持っていると

オシャレ感も増して、なお好印象だそうです。

 

中には柄物を使用する人もいますが、女性ウケが多いのは

ペイズリー柄。

少しだけは派手に見えるかもしれませんが、落ち着いたシックな色味のモノなら、

大人の上品な男に見えます。

 

簡単に印象をコントロールできるアイテムなので、チャレンジしてみるといいかも。

 

5・ここまで見るカフス

シャツの手首部分をボタンで留めるのもありですが、

女性ウケを狙うならカフスを使用してみよう。

手元は女性もよく見るそうです。

その手元がボタンではなく、カフスで留められていればポイントは更に好印象。

 

カフスは様々なデザインものモノがあり、個性をさりげなく出すにはもってこいのアイテム。

自分の星座や趣味のモノを付けている人もいます。

 

手元をオシャレにカフスで飾ることで女性からすると

自分に自信があるように感じるそうです。

これは好印象のポイント高いですね。

 

色味でオススメなのはシルバー。

ゴールドはやや主張が強く感じるそうです。

シルバーのモノにポイントで黒が入っているとシックで上品に見える。

もちろんあえてシーンによってはゴールドで自分を強く見せてもアリです。

 

 

 

6・ビジネスには欠かせない手帳

皆さんはスケジュールなどをスマートホンでされていますか?

実はこれは女性にはマイナス。

 

ビジネスでの上なら尚更しっかりとした手帳を持っていると好印象。

スケジュールの管理の際などにふとした瞬間に見られています。

 

スマートホンだと確かに管理は簡単かもしれませんが、

女性目線なら紙に書くこと。

 

いまは手帳もカバーだけを自分の拘りの革製のカバーにしたり、

中身も自分だけのスケジュール帳としてアレンジをされる人も。

 

楽しみながら作った自分の手帳なら大切に使うでしょう。

手帳にも見られている意識を持てば自然好印象に。

 

 

 

如何でしたか?

ここで紹介したのは一部ですが、女性は細かなところまでよく見ます。

ふとした時でも「カッコイイ」「オシャレ」な好印象を女性にも与えるためには

あくまで上品にシンプルにまとめること。

そしてどこかにワンポイント自分の個性を置く。

 

ここでは女性への好印象についてお話ししましたが、

これらはもちろん男性へのビジネスシーンにもとても大切な事です。

 

 

 

 

 





失敗しない靴の選び方

せっかく良い靴を買うのに失敗してはもったいない。

自分にピッタリの靴に出会う為には?

 

足の形を把握する、縦と横を知る、アーチ、甲の高さを知る、かかとの大きさを知る、靴のデザイン、色、革を選ぶ……フレッシャーズ、若者→古着屋を教えるor3万円代の靴を教える(入り口になりやすい)

…一目惚れもありでしょう。

靴紐があるかないか

失敗しない革靴の選び方と一口に言っても分かりにくいので、いくつか定義しておく。

 

1、歩きやすく、疲れにくく、足を守ってくれる

2、コストパフォーマンスが良い

3、手入れが比較的容易

 

世の中、スニーカーが主流になっているというように感じる。もちろん軽く、歩きやすいし疲れにくい。さらには革靴ほど高価でもないし、手入れもさほど難しくない。ファッションで履くスニーカー、機能で履くスニーカー、どちらにせよ「歩行」を促進すべきであり、そう意味でも「足を守る」ように作られて然るべきだ。では、このような「革靴」が存在するのだろうか。

革靴の歴史で触れているが、どうも敷居が高いような表現になってしまっている。ただ着眼点を合わせ、革靴であってもスニーカーであっても、基本的には「歩行を促進する」ものだということは一般常識だろう。

「歩行を促進する」というのは、地面に何かが落ちていた時にそれを素足で踏んでしまうことがない、足をくじいてしまう確率が減る、足を踏まれてしまってもそこまで痛くない、アウトソールのグリップが効いている靴であれば、より早くスムーズに歩けるという意味がある。足を守り、歩くのを助けてくれる最高のパートナーである。

となれば、靴への見方も変わってくるのではないだろうか。

失敗した靴選びをしてしまうと、靴ズレが起きたり、自分で足を痛めてしまったり、はたまた腰、体に支障が出て、その靴を履かなくなってしまう。

それを未然に防ぐために「靴選び」は本当の意味で重要なのだ。

 

 

靴選びには「売り手の適切なアドバイス」と「買い手の判断力」が重要である。

既製靴店に例えていうと、こういうことになる。

売り手「お客様のお好みのデザインと足の形、大きさを伺ったところ、◯◯の靴が良いかと存じます。」

買い手「いいですね、それはいくらですか?」

売り手「◯◯円でございます。」

買い手「分かりました。この靴は修理はできますか?」

売り手「もちろんでございます。ただ、その際はどのような状態かを拝見してから修理工程に移りますので、最初のうちはお持ち込みしていただけると幸いでございます。」

買い手「分かりました。革靴ですし、日頃の手入れはどうしたらいいですか?」

売り手「日頃のメンテナンスは誇りを払う程度で十分です。またクリーナーやクリームを使ったケアは、この靴を週に2回から3回履くとして、週1回のメンテナンスが必要です。そうすることで革を保湿させ、より長く履ける靴になってまいります。」

買い手「分かりました。じゃあこれを買います。」

このように売り手と買い手のコミュニケーションが非常に大切である。これは革靴に限ったことではなく、飲食やその他多くの業態においても重要なことであると思う。

またこれは「試し履き」をした上での会話であることを忘れてはならない。試着をし、5分ほど歩いたり、カウンセリングを経てこの会話が初めて成り立つ。

買い手は履きたい靴、欲しい靴の要望を、売り手はそれに応えられる靴の数、デザインの幅を用意できることが非常に望ましい。さらには信頼のある修理屋や靴磨き屋がその周りにあることも理想になってくる。

では試し履きについて。店内にて商品である靴を履いて歩いたり、ここが痛い、またはこんなに履きやすいのか!など発見をする時間である。足の形を把握する、縦と横を知る、アーチ、甲の高さを知る、かかとの大きさを知るなど細かい特徴を発見していくこの過程があってこそ、次に靴のデザイン、色、革を選ぶことができるだろう。

もっとも、多くの買い手はその購入する予定の靴の用途はあらかじめ決まっていることがほとんど。「失敗しない革靴の選び方」は先述の売り手と買い手の会話や、随所にわたるユーザーの足型や歩き癖をどこまできちんと理解するかに尽きるが、既製履の場合、この多くの項目のうち何かを妥協せねばならない。ただ不思議なことに多くの既製靴はそれらを網羅する力を持ち合わせていると思う。「ここのブランドのこデザインが欲しい」なんてことは、人である誰しもが一度は思うことであろう。私自身もその一人である。エドワードグリーンのチェルシー、バークレー、オールデンのNST、トリッカーズの2508、フォスターやヘンリーのオクスフォードシューズにウェ

ストンの300や180、ハントダービー、アレンのフィフスアベニューなど、挙げればきりがない。

靴には木型が存在し、多くのデザインや幅を持ち合わせている。それら商品を履き、自分の足にあった靴を見つける「時間」はとても有意義な時間に違いない。

またここでフレッシャーズの方へオススメしたいものがある。

本来革靴は新品で購入することが望ましいのだが、その新品の靴よりも断然履きやすく、そしてとってもかっこいい靴が「古着屋」に眠っている。単なる古着屋ではなく、「セカンドハンドショップ」と呼ばれる靴や服の専門店が存在している。

また次号で紹介しよう。

 

 




革靴の歴史

「革靴発祥」

その当時、革靴(特に紳士靴を指す)は英国にて誕生した。視覚的な美しさを求めるものから競技用、軍靴などが工場で製造された歴史がある。

ヨーロッパにルーツを持つ革靴だが、その技術はヨーロッパ諸国にとどまらず、今日、北アフリカや東南アジア諸国にまでオリジナルで生産される技術が伝播していった。

貴族や王室御用達のドレスシューズのそれらは、シューメーカーの職人によって完全フルオーダーの「ビスポーク」(英語の文法の“be spoken”が語源だという)の作られ方を、変わって大量生産期には工場生産(ファクトリーメイド)が盛り上がった。工場製の靴が顕著なのはいうまでもなくアメリカだ。サービスシューズ(軍など国に納める供給靴)を筆頭に、タウンユースできる良質なものが生産されていた。現在は奇しくも数少ない「アメリカ産」の紳士靴が存在するが、メーカーの存続懸念から、生産は米国から生産効率の良いアジアへと移っていった。

ちなみにオーダーシューズの中には「パターンオーダー」と呼ばれるものもあり、それらはある程度決まった木型から好みの革、色、素材のそれぞれを選んで出来上がるオーダーシューズである。


「革とは」

当然のことながら、革靴なので動物の革を使って作られたものを指す。そうでない素材のものは合成皮革や化繊などで作られたものもある。ここが混合しやすいので注意が必要かもしれない。

近年、化学繊維のグレードが向上し続けているせいか、合成皮革と天然皮革の見分けがつきにくいものも存在するのが現実だ。

食用の産物として得られる動物の「」は工場にて加工されて「」と書き方が変わる。陸に生息する動物、海に生息する動物など種類は多岐にわたる。

当時ヨーロッパでは天然の革から作れる靴に限りが出てしまった。需要に生産が追いつかない状況だ。食用として重要な動物から採れる良質なそれは希少価値が上がり、原価の高騰にも繋がった。また動物を早く太らせ、食料として調達するようになっていった。そしてその頃には革に張りが出るようになり、足馴染みの良い、しっかりとした革が使用された靴が市場に多く出回っていたほど、人類にとって華やかな時代だったのかもしれない。

謳歌した時代の賜物は現在高価で取引されることもしばしばあり、一方では科学技術の発達によって生み出された素材のグレードアップが図られる。


「アウトソール」

さて、革靴というものはある種、紳士、婦人の嗜みである。現在市場でも見られる「黒塗りのレザーソール」は、本来その「黒」の美しさを保つようにされていた。要はレッドカーペットや絨毯の上を歩いたり、馬車や車に乗って移動する人が履くものとされていた。また黒ではないが、女性もので良く見かける「クリスチャン・ルブタン」のピンヒールシューズはそれに値する。あの靴の真っ赤なレザーソールはそのカーペットの上を歩くものとして成り立っていた。

ちなみにオールデンの靴のアウトソールには「プランテンションソール」という、つま先部分のみレザーで、そこからかかとまでの部分はゴムでできているソールの種類がある。これは絨毯の上を歩くときにアウトソール全部がゴム製だと引っかかりがあり、スムーズに歩けないことを改善させた例である。

そのように黒や赤に塗られたソールは、現在このコンクリートの中で生きていくことが難しくなってきたようだ。その靴の美貌を復元できる力のある靴の修理屋や靴磨き職人の中には、このストーリーを理解している者も少なくないはずだろう。

またゴム製のアウトソールを強みにしているものも存在する。ビブラム、ハルボロー、キャッツポー、ビルトライトなど。地面を噛むように歩けるので、アスファルトジャングルの日本国内(都心など人口の集中するエリア)においてはこちらに軍杯が上がりそうだ。

このアウトソールの種類では、ドレスシューズを前提的に綴っている。ペコスブーツやモンキーブーツなど、より稼働的な種のそれは別のところでお話しする。


「製法」

靴の製法の話に進もう。機械が産業革命によって大きく発展し、靴やその他製品の生産効率が上がったことはいうまでもないだろう。

大きく「縫ってある靴」と「接着の靴」の2つに分かれる。それぞれ用途に合わせた製法であり、どちらが良いとか悪いとかそういうことではない。

「縫ってある靴」の中にはグッドイヤーウェルテッド製法マッケイ(ブレイク)製法と呼ばれるものがある。グッドイヤーウェルテッド製法は靴の上部(アッパー)と下部(アウトソール)の間にウェルトと呼ばれる革紐のようなパーツを挟み縫い上げる製法だ。ウェルトが緩衝材になることで、アウトソールの交換時に靴全体が傷まずに済むのがメリットだ。本来これはハンドソーンウェルテッド製法という作られ方をしていた。グッドイヤーのように機械を使ってウェルトをつけていくのが主流であるのに反し、手縫いを施す、大変手間暇かかる製法だ。機械のない時代に手縫いで一足一足作成していたことを考えると、どれほど過酷な仕事であっただろうか。

一方マッケイ(ブレイク)製法の靴は、アウトソールとアッパーが直接縫いつけてある。それに加えてマッケイ(ブレイク)製法の靴はコバ(ソールの側面)の張り出しがグッドイヤーのそれと比較すると控えめで、見た目の美しさも兼ね備えている。新品の頃から履き馴染みが良く、歩行も快適であることもありヘビーユーズしがちだ。一つ難点を挙げるならば、アッパーとアウトソールを直接縫い合わせているので、アッパーに糸目をつけてしまっている。どういうことかというと、

靴はアッパーが裂けてしまったり、ダメージが酷くなってしまうと、その靴は履けなくなってしまうことがある。地面に直接触れ、靴の中で一番負荷のかかる最も過酷なパーツはアウトソールである。それの交換によって靴は進化を遂げ、オーナーの足に沿っていくものだ。グッドイヤーやハンドソーンはアウトソール交換の際に合わせてウェルトの交換ができる。しかしマッケイ(ブレイク)製法のそれとは別物で、アッパーとアウトソールを直接縫い合わせていることから、修理の際にアッパーを傷つけてしまう懸念がされる。グッドイヤーウェルテッド製法の靴は丈夫で長持ちするが、その反面、マッケイ(ブレイク)製法のような柔軟性は後々になる。履き出しから快適で修理もしっかりできて、長く履ける靴となるとコストがかかる…その解決法は別の機会に。



また、日本とイタリアの2国に関していうと他の国で作られている靴ではなかなか見ることのできない意匠や技法が施されている。アウトソールの縁を内角度約45度に削りこむ「矢筈仕上げ」のある日本(靴を上や前からみたときにシュッとし、美しさが引き立つのだという)の靴、迫力のあるコバをこれでもか!とまで見せるラージコバ(ヒュージコバ)やウェストの削り出しがくびれていて美しいイタリアの靴。どちらの国も「靴作り」は外から入ってきたもので、それに独自のアレンジを加え現在の靴まで引き継がれている。(イタリアはイギリス人のバカンスでもあったことから、洋服の仕立てや靴作りを吸収していったと考えられる。)

ドイツには医学療法的措置としてオーソペディックシューズが誕生したり、アメリカの一部では靴のフロント(ヴァンプ)部に縫いを施す意匠をも持つ。

一方で接着の靴は、特にスニーカーの類に多くみられる製法だ。とにかく歩きやすく、クッション性も抜群なので、現代ではよく履かれているのを見かけることが多い。「高級紳士靴」と呼ばれている有名なシューメーカーから市場に売り出されているものでもスニーカータイプが存在する。「バルカナイズ製法」というゴム製のリブをぐるっと一周巻いてつけたものが有名だが、そのリブがついていないものもある。コンバースのスニーカーをその例としよう。

アッパーとソールを貼り付けただけのものは、寿命という限界があるように思える。それは「革靴」にも言えることで、生産コスト面では非常に優れているように見えるが、長期的にみたら「接着のみ」よりもしっかりと「縫ってある」靴の方が経済的に優しい。一回一回靴を履き捨てるのではなく、自身にあった靴選びをすることが望ましいようだ。

多くの靴の歴史にはルーツがあり、それそれが発達したことに触れたが、それは実は現在も継続している。エシカルファッションがもてはやされ、エコが課題視されている今日、革靴のそれらが本当の意味で「嗜み」になっているのかもしれない。


一流の足元へ~靴というのはその靴に相応しい場所に連れて行ってくれるもの~

皆様はビジネスシーン、プライベートシーンではそれぞれどのような靴を履いているだろうか?

ビジネスシーンでは仕事内容によっても変わって来るだろうが、

ビジネスシーンにせよ、プライベートシーンにせよ

その人の価値観であることには違いない。

 

高級な靴を履いている人

好きなブランドの靴を履いている人

履きつぶそうとしている人

靴なんてそもそも興味がない人

 

青山の職場がリニューアルするにあたり、新しいサービスとして

「靴磨き」

のサービスを始めた。

 

すると正直思っていたよりも靴を綺麗にするということに関心がある人が多いことに気づく。

今まで複合メニュー(オプションメニュー)を提案してもずっとカットコースだった人が

迷わず靴をキレイにしておいてというのだ。

 

意外と靴を見ているとロンドン製やイタリア製の良い物を履いていたということに気づいた。

そして自分でも靴だけはキレイにするように定期的に磨いているらしい。

 

青山の立地もあるかもしれないが、足元をかっこよくしておく、キレイにしておくということはとても価値を感じているようだ。

 

それこそ普段カットしかない人でも足元をキレイにしておくということはかなり重要性がうかがえる。

 

 

ヨーロッパの言葉でこんな言葉がある。

「良い靴というのはその靴に相応しい場所へ連れて行ってくれる」

今ではだいぶ日本にもなじんできた言葉。

 

つまり仕事で良い靴を履いていれば相応しい仕事がもらえる

そしてプライベートではデートがうまく行ったり、オシャレな場所へ行くようになる。

 

良い靴、磨いた靴というのは、人混みを避けたい。

 

踏まれたり、ぶつかったりすると、せっかく綺麗にした靴が台無しになる・・・

その為に良い靴、キレイな靴だと人混みを避けるようになる

すると早く出勤するなど時間のコントロールができ始め、仕事が効率よくなる

 

青山のお店でカットしている人ほど目が肥えている。

以前お客様に気になるところないですかねとお伺いしたところ・・・

「あのスタッフさん踵をつぶして履いているでしょ・・・」

 

ビックリした。

ヤッパリ結構足元というのは,一流の人ほどよく見て

一流人ほど足元から判断してしまう・・・

 

自分がビジネスでもプライベートでも成功したければ

やはり常に足元は見られているという自覚を持ち続け

自分が登りつめたい相応しい足元に磨き上げておくべきだろう。

 

 

 



 

 

 

 

デキる男はこだわる~スーツの生地の種類~



スーツの見栄えは生地で変わる

皆さんはスーツを選ぶときに何に気を付けますか?

もちろん前回お伝えした色は大前提でしょう。

 

アナタができる男に見られたいなら・・・

「生地」

にも目をやりましょう。

 

生地によって見え方や機能も異なります。

よく「ウール100%が高級だ」と言われていますが、

こだわりのお客様の話を聞いていると一概にそうとは限りません。

 

そのお客様は季節によって生地を変えるそうです。

もう一つは比較的カジュアルに近い場面での素材にもこだわっているとのこと。

 

それぞれどの生地が良いのかはこの後お伝えしますが、

デキる男ほど単純な選び方ではなく、

それぞれの生地の特徴を生かした選び方や理由を話せると

かなりスマート。

デキる男ほどスーツには生地にもこだわります。

 

 

スーツの生地には主に2つの種類

まずスーツの生地には「化学繊維」と「天然繊維」の2種類があります。

基本的には「化学繊維」の方が量産型なので比較的安価で

「天然繊維」のほうがコストはかかるが、見た目や肌触りは

やはり上です。

 

個人的には身嗜みをよく見せ、また仕事の効率も上げたいなら

「天然繊維」にこだわりましょう。

 

しかし天然素材はシワがついたり、傷つきやすいものもあるので、

扱いやケアはやはりしっかり目に扱うことも大切です。

 

天然繊維の生地

1・ウール

やはりスーツの生地として代表的なものはこの「ウール」です。

ウールとは羊の毛でできています。

非常に万能な素材で、伸縮性、弾力性、耐久性、吸湿性に長けています。

さらに特有の性質から、自然な温かみもあり基本的には冬用のスーツには欠かせません。

ウール100%は高級素材としてよく言われています。

デメリットとして虫がつきやすいことや、縮みやすいことがあげられます。

 

 

2・カシミア

こちらも羊の毛ですが種類が異なり、主に諸外国の中国やイランなどに生息するカシミア山羊の毛を使用した素材です。

スーツ以外の衣類でも高級なものによく使用されています。

繊維がきめ細かいので、上品な光沢があり、肌触りもやわらかですので品のある素材です。

薄くても暖かいのでとても冬用のスーツに優れています。

デメリットとしてデリケートなので傷つきやすく、毛玉も発生しやすいです。

ケアがとても必要な生地です。

また値段も高価な生地です。

 

3・コットン

スーツ以外でもよく使用されています。子供用の服でこだわっている方も多いのではないでしょうか?

天然素材の中では丈夫で熱に強く、吸水性も長けています。

コットンの生地はややカジュアルな印象を出すことができるので、

比較的ラフなビジネスシーンに使用するとオシャレな雰囲気を出すことができます。

デメリットとしてシワになりやすく、水洗いすると縮んだり、色落ちすることがあります。

 

 

化学繊維の生地

1・ポリエステル

石油を原料とする広く使われている生地です。比較的安価で手に入れることができます。

非常に丈夫な生地で、弾力性に長けていて、乾きやすく、軽量でシワになりにくいです。

実はウール100%よりも微妙に色合いが異なり、シャープな印象になるので、

あえてポリエステル生地を好む人もいます。

デメリットは吸水性が低く、静電気が起きやすいです。

 

2・ナイロン

丈夫な生地で、伸縮性に長けていて、軽い生地です。

丈夫な生地で、摩擦や折り曲げに強く、シワになりにくいストレッチ性のある生地です。

渇きも実は他の生地よりも早く乾きます。

デメリットとして熱に弱く、吸水性が低く、静電気もおきやすいです。

 

3・レーヨン

絹の質感を目指して作られた繊維で、似たような光沢が出ます。

肌触りもよく、吸水性も長けています。

デメリットとして、水に弱く、濡れると強度が低下して

縮みやすく、シワになりやすい弱点があります。

 

 

このようにこれらの生地のそれぞれの特徴、また生地の組み合わせにより

様々な差が出てきます。

今号の割合もメーカーによっても異なるので、購入時に一度羽織ってみたり、

用途やシーンに合わせて生地を選択するといいです。

 

特にスーツをオーダーで作る人は生地の性質まで理解しておくといいでしょう。

 




デキる男は使い分ける~スーツのカラー~どんな色があなたのビジネスを成功させる?



スーツの色がもたらす効果は大きい=値段ではなく色

皆さんはスーツの色をどのように選んでいますか?

フォーマルなブラック?無難なネイビー?

 

確かにハズレはなさそうですが、実はスーツの色がもたらす効果は意外と大きい。

印象力として、シーンや相手に合わせてスーツの色を変えている人は

まさに成功者。

 

お客様でも毎回のようにスーツの色が違うので聞いたところ

スーツを10着くらい持っていて、シーンに合わせて使い分けている方がいます。

 

元々海外出張や大勢の前での講演含む、様々な対「人」のビジネスシーンが多い方。

 

その方も最初から成功したわけではなく自分でスーツ含む身嗜みを勉強され、

自分の見た目を磨いていくうちに仕事が舞い込み、成功者の仲間入りとなったそうです。

 

そのお客様曰く、印象で大事なスーツ。

そしてスーツの中で一番最初に相手の脳へ印象つけるのは、

形や素材感ではなく、スーツの色だそうです。

 

つまり極端に高いスーツでなくても、いくつかことなる色のスーツをそろえておくと

値段も抑えながら印象力をひきだすことができるそうです。

 

 

ネイビースーツ(紺色)

ネイビーは比較的どんなシーンにも比較的合わせやすい色です。

そんな中でもネイビーが与える効果として、男らしい力強い色であり、

「自信」と「権威」を表す色です。

 

つまりミーティングや商談を仕切りたい。

プレゼンテーションや、講演など人前に立つシーンなどにオススメです。

 

アメリカの大統領選ではネイビーがよくつかわれると思います。

それはネイビーにそのような効果があるからです。

 

 

ブラックカラースーツ(黒色)

一般的なフォーマルな色ですが、じつはこのブラックカラーが一番合うのは日本人。

欧米人などは髪の色が明るかったりと似合わないんです。

 

ブラックカラーが与える印象としてはやっぱり

「誠実さ」と「真面目」でしょう。

静粛な場や厳格な商談などにはブラックがベストです。

 

ただブラックはその色味から、全体のコーディネイトの黒色の割合を増やしてしまうと

行き過ぎ、威嚇を与えるまでになってしまうので注意が必要です。

 

近年このブラックカラーをオシャレに着こなすのが流行っているとか・・・

 

 

グレイカラースーツ(灰色)

同じグレイカラーでもチャコール系(濃い灰色)、ライトグレー系(淡い灰色)とでは若干違いますが

どちらもオシャレなビジネスマンを引き出す色です。

 

カジュアルシーンや比較的ラフなビジネスポイント、顔見知りの方とのビジネスポイントに使うといいと思います。

そのなかでもライトグレイカラーとなるとさらにラフな感じが出ます。

ですので、チャコール系とライト系はその場加減によって色味をチョイスするといいと思います。

 

季節的には温かい時期にオススメです。

 

 

ブラウンカラースーツ(茶色)

ブラウンカラースーツは非常にカジュアルな色味で、

基本的なビジネスシーンにはほとんど適しません。

 

しかも基本的にブラウンカラーは日本人には似合わないと言われています。

黄色い肌と黒い髪にはマッチせず、老け込んで見えるのです。

 

ただお客様でも、青山の地を歩いていても、

ブラウンカラースーツをカッコよく着こなしている人は

かなりレベルが高く、全てのコーディネイトと

全ての部位のグルーミングが洗練されています。

いつかこの領域を目指してみてはいかがでしょうか?

 

 

スーツは基本的は色味は上記の色味です。

ということはブラウンをのぞけば、3種類を仕立てておけばいいということ。

 

この3種類をあなたのベースとして、それぞれのシーンに合わせて使い分けられたら、デキるビジネスマンの仲間入りができるかも。

スーツはまず色味です。

 

 

 


デキる男のスーツの重要さ



スーツの身嗜みがアナタの社会的立場を演出

デキる男に見える為には身嗜みが大切。

・ヘアスタイル

・フレグランス

・シューズ

・バッグ

・スキンケア

などなど・・・

 

そしてアナタの印象力を大きく左右する一つが「服装」だ。

 

ここではビジネスシーンを主としてお話しするが、

デキる男ほど「スーツにこだわる」

 

青山でお客様のヘアメンテナンスをさせて頂いていた時にとてもよく感じる。

 

一流のビジネス街。

国道246号を一本入れば住宅街こそあるものの、理容室の中でも比較的高級店なために、

平日はお客様のほとんどがスーツを着てお越しになる。

 

するとお客様の中でも「スーツ」という身嗜みに観点を当てた時に、

失礼ながら、そのお客様の職場、立場、地位、そして役職に見合っているなと感じるときがある。

 

例えば・・・一番ビップのお客様(1回約50000円ほど)がお召しになられているスーツが、

素人の私が見ても外国製で生地のしっかりした高級なスーツだ。

そしてだからこそだが、我々上のスタッフはこのお客様のスーツは高いから丁寧に扱うべきというのはわかっていたが

一度アシスタントスタッフがこのお客様のスーツをクシャクシャっと預かった時に、

「ダメダメ・・ここの折り目でこう折って、フワッとかけて」とご指摘を頂いたことがある。

 

10万人ほどの社員を束ねる、超一流企業の社長様もすごい。

毎回違う・・・とまではいかないが、様々なスーツをお持ちだ。

折れ目がビシッとしており、内側の生地模様もどこか品があり、お帰りになられるスーツ姿は男の私でも

かっこいいな~と感じる(おそらくオーダーで体にしっかりフィットさせている?)

 

中小企業の社長様や一流企業のお客様もすごい。

まずベーシックなブラックよりも、紺やダークグレー、上下で組み合わせを変えたり

知らないブランドのスーツなんかをあとで調べてみると、結構いい値段したりする。

 

逆に若手のビジネスマンや比較的単価の低いお客様(偏見ではなくあくまで地位とスーツが合致するという点から)

のスーツをお預かりすると、ベーシックなブラックやブラックに薄いストライプが入ったスーツ。

あとは預かった時の感じが全然違って本当に軽い(うすっぺらい)感じがする。

そして一番思うのが、体にフィットしていない。

肩パットが少しずれていたり、ダボッとしていたり、サイズ感が少し小さいのか?

身体とスーツが別々な感じがする。

 

もちろん全て全員というわけではないが、

「スーツがその人の社会的地位を演出している」

と言っても過言ではないだろう。

 

(ここでの内容はスーツのレベルが低い人を、社会的地位が低いとけなしているわけではなく、

あくまでデキる男はスーツもデキるスーツをお召しになられているケースが多い事例があるということです)

 

 

成功したければスーツにこだわるべきか?

ではここで気になることがある。

 

成功したからスーツも良いスーツを着ているのか?
成功したくて良いスーツを頑張って用意したのか?

 

 

気になって過去8年間の間に色々なお客様に聞いたことがあるが、正直な話

同じくらいだった。

 

ある程度の地位まで行って良いスーツを投資下という人は多いが・・・

最初お金もなくてスーツだけ良い物を投資するというのは、やった方が良いが

現実問題難しいケースも多い。

 

しかし2人くらいはお金なくても良いスーツを仕立てて成功したという方がいた。

 

ただほとんどの方が言っていたのは、

スーツは自分の身の丈よりも一つくらい上のランクのモノがいいらしい。

ほとんどの人がスーツはとびっきり良い物ではなくても、背伸びをして購入していたらしい・・・

 

やはり成功したければ身嗜みは常に先の成功に合わせたものにしておかなければ

成功する突破口を開くのは難しいようだ。

 

そこまで良いスーツではなくても良いが、少しだけ背伸びしてみるといいのでは。

 

 

そして大切なスーツのケア

そして忘れてはいけないのが、お客様が同じくらいおっしゃるのは、スーツのケアをしっかりするということ。

スーツとはいくら高価なスーツをしていても「生きているモノ」

シワや汚れなどの目につくもの、汗やタバコ等の臭いなどがすぐ出てしまします。

 

すると非常に身嗜みとしてはマイナスの評価となります。

毎日帰宅後にどのようにケアを行うか?

クリーニングをどれくらいのペースでするか?

毎日同じスーツを着ていていいのか?

 

それはやはり成功したお客様ほどビップのお客様のように、扱い方は気にしますし

シワや臭いなどは気になりません。

毛玉取りを持ち歩いている人もいましたね。

 

どんなスーツでもしっかりケアすることは忘れないように。

 

 

スーツとは戦闘服である

ビジネスマンにとってスーツとは

商談を左右したりする場の戦闘服であります。

 

中途半端な戦闘服では取れるビジネスも取れずに失敗します。

確かに安い物ではなく、ケアも大変なことです。

 

しかし成功する人ほど身嗜みというのは常日頃から気を付けているモノです。

身嗜みから信用・信頼を得て成功していきます。

 

見た目がだらしなくては仕事を依頼をしたくはないでしょう・・・

 

ビジネスマンとして最低限の身嗜みよりも

将来の成功者としてより上の身嗜みを身に付けましょう。

 

 

タバコの不快な臭い~禁煙することが成功する第一歩~

煙草をやめる事がビジネス・プライベートでの成功

我々サービス業にとって臭いというのは、お客様への身嗜みとして、非常に重要視しています。

体臭、口臭、使う商材の香りなども気を付けます。

もちろん、前日はしっかりお風呂で体を洗い、体臭を消して営業にのぞみます。

口臭はきちんと食事したあとに歯磨きはもちろん、前日のニンニクなどの臭いの強いものにも気を付けます。

そして忘れてはならないのが喫煙をするスタッフのタバコの臭い・・・。

実はサービス業に限らず、ビジネス成功の為には、たばこというのはあなたの成功の足かせとなるのです。


吸わない人にはすぐわかる

タバコの臭いというのは吸わない人からすると非常に不快な臭いです。
タバコを吸っている人ですら、他人のタバコの臭いというのは不快に思う臭いのようです。

私も以前タバコを吸っている時期がありましたが、吸っている時は確かにスタッフが外でタバコを吸ってきたあとの臭いは臭いなと思っている位でした。

しかし私がタバコをやめたあとに強く思うのは本当に臭い。はるかにタバコの臭いに対して敏感になっていました。

「吸っていた立場で何いってんだ。」

おっしゃる通りです。こんな不快な思いをさせてしまっていたんだ…

吸ってきたスタッフとすれ違う、話をする…すぐにわかります。

歯みがき、消臭スプレーをしても、吸ってきたか、吸ってないかはすぐに判断できるのです。


タバコの臭い

・吸っていない人からすると不快
・吸えばすぐにわかる

ではもしこれから大切な商談を控えていて、その前に気持ちを落ち着かせる為にと、タバコを吸ったあと商談にのぞんだらどうなるでしょうか?

これから異性の子と始めてのデート、タバコを吸ったあとに待ち合わせ場所に行って、話したらどうなるでしょうか?

全て失敗するわけではありません。

ただ大切なあなたの将来の可能性を・・・。

ビジネスにおける将来の可能性の損失

・つめたはずの商談
・もらえたはずのビジネス
・繋がれたはずのパートナー
・成功したはずの就活面接


プライベートパートナーの損失

・一緒になれたはずの彼女、奥さん
・いたはずの友達
・楽しかったはずのパーティー

タバコを吸っていなければつかんでいたものが、なくなってしまう可能性も…

嗅覚というのは人間の脳へ直接作用する感覚なので、

タバコの臭いを嗅いでしまうことで本能的に相手を不快に思ってしまうこともあるのです。


タバコとの決別

ではこの話を聞いてあなたはタバコをやめた方がいいと思われましたか?


はっきり言ってそれでも吸いたい人もいるでしょう!!


依存性の高いタバコを止めるのは至難です。

その中で将来の為にタバコを止めようと思われた方…

私の経験談とお客様の経験談をお伝えします。

・思考を変える

喫煙するということをストレスの発散、気分転換、あるいは習慣の一部と感じている人は思考を変えてみましょう。

ストレスの発散、気分転換という方は別のストレスの発散、気分転換のことを見つけて上げましょう。例えば美味しいコーヒーを飲む、外を散歩するなどの事を見つける。


食後の一服などと決めている人はデサートやオシャレなハーブティーなどを飲むようにしましょう。

タバコを吸うのをもったいないと言い聞かせる。お金も一箱450円で一日一箱なら月で約5000円。


さらに先ほどタバコを吸うことによりなくなるビジネスと申し上げたように、得られる利益の損失。
だったら止めようと思わせる。


・禁煙グッズに頼る

自分の意思だけで禁煙するのはなかなか難しく大変なもの。

今では様々な禁煙グッズがあります。

ニコレットやガム、禁煙タバコなど。

比較的安価で禁煙できる可能性があるのでチャレンジしてみては。


そのなかでもおすすめなのが、こちらです。

アメリカで業界シェア75%を獲得した電子タバコです。

販売の規制が入るなど、社会問題に発展するまで注目を集めた製品です。

禁煙をしたい方、タバコの量を減らしたい方に試していただく価値のある商品です。



・禁煙外来

禁煙グッズよりも成功率が高いのが禁煙外来。

こちらは病院にもよりますが、比較的高めのお金がかかります。

しかし専門の先生による指導や処方、そして日常的なライフスタイルの指導。

意外と効果があるのが、高価な治療費。

その為に逆にまた吸い出すのがもったいないとなり禁煙へつながるケースが多いようです。


・みんなに宣言する

家族や知人、職場の人などに禁煙をしたことを宣言しましょう。

そして吸わないようにすることを協力するお願いをしましょう。

こうすることで吸ってはいけないという心理を働かせます。

このやり方も結構効果があります。

罰則なども双方で設けるとさらに効果があります。


仕事で成功するために禁煙

如何でしたか?

禁煙することは簡単な事ではありません。

私は一番最初のやり方で禁煙しました。

禁煙を繰り返すということは、ある意味習慣でもありますから、思考を変えてあげることで成功できる可能性があります。

是非皆様も禁煙を成功させ、人生において成功者となれるようにしましょう。

もちろん喫煙者の方でも成功者という方は多くいます。

しかし対人関係において、吸わない人の方が相手にとって印象が良いことも事実です。

禁煙できず、ずっとずるずる行ってしまい、得られたはずの成功をとれないのか、

禁煙を頑張って行い、人生において成功しやすくなることではどちらが宜しいでしょうか?

正しい香水のつけ方

正しい香水のつけ方はご存知でしょうか?

せっかくベストマッチな香水をチョイスしても、ベストマッチなつけ方が出来ていなければその香水の良いところを引き出すことはできません。

ここでは正しい香水のつけ方についてお話しします。


香水をつける前に

まず大切なことは元々の「体の体臭を消す」という事。

身体からは様々な臭いが出ています。

せっかくよい香りをつけても、臭いが出ていては意味がありません。

しかも香水がこの臭いと混ざると独特の香りを生み、非常に不快なものとなります。

もちろんですが、きちんとした入浴で体を洗い、衣服などの洗濯もきちんとしておきましょう。

別記事でもありますが食べ物によっても臭いが出たりするので、食べ物も注意が必要です。


香水をつける場所

基本的につける場所は血管が出ているところ

香水は体温によって香りを揮発させ、香りを拡散させます。

そのために、体温が高いところである血管が出ているところにつけるとよいと言われています。(ただし心臓などは体温が高すぎるので他よりも香りがきつくなりやすいので気を付けよう)

・耳の後ろ

すれ違う時などに香る場所。

自分にとっても相手にとっても鼻が近い場所なので、軽いものをつけましょう。

さわやかにほんのりと香らせるイメージです


・手首

良く動く場所なので、香りやすい場所です。

強めの香水は止めた方がいいのですが、ビジネスシーンでもプライベートシーンでも攻めたいときにはここにつけてみましょう。


・腰よりの背中

ほんのり香る場所です。あまりきつすぎるものは避けましょう。食事のシーンなどで非常に好感をもてます。

トップスやアフターなどがかさぶることで抑えながら香らせることができるのでオススメのポイントです。


・膝裏

汗をかいても香りの変化が少ない場所です。

アンダーゾーンなので基本どんな香水でも大丈夫ですが、荒れやすい場所でもあるので付け過ぎは注意しましょう。


・足首

香りが薄くなってきた時などの付け足すときにオススメの場所です。

歩きながら香りをほんのり撒くイメージです。


もちろんこのすべてにつけるのではありません。

それぞれの特徴を利用して、それぞれのシーンに合わせてつけていきましょう。


・香りの強めのものは下半身へ

香りの強いものを上半身へつけてしまうと、相手が近づいた時に非常にきつい香りとなります。また香水というのは下から上へ上がっていくので、強めの香りは下半身につけるといいでしょう。もちろん下半身でも付け過ぎはNGです。

・基本的には内側

基本的には香水は内側へつけます。表面へつけるのは強く印象付けてしましますが、裏面ですと香水の香りが柔らかくなります。


・香水の種類によって付ける面積の工夫を

基本的に香水は濃度が低いものほど広くつけて、濃いものほど局所的につける方がいいです。

 パルファン・・・「点」でつける

一般的にパルファンは液体が多いですので、一滴だけお肌の一点に落とす位が一番ベストに香ります。

 オードパルファン、オードトワレ・・・「線」でつける

スプレータイプが多いので、線をつけるようには実際にはいかないかもしれませんが、点をややつなげるイメージです。

 オーデコロン・・・「面」でつける

その名の通りある程度の部位にまとめてつけましょう。10センチくらい離れた場所から1、2プッシュして広い面積につけるのがベストです。

あくまで香水の香りを纏うイメージ

上記のつけ方のように、香水はつけるものですが、香りをしっかり染み込ませるものではありません。

よく手首につけて擦っている人がいると思いますが、これは香水のつけ方としてはNGです。

これは擦ってしまうことで繊細な香水の香りの粒子が壊されてしまいます。

そのために長続きしなかったり、異なる香りとなってしまうこともあります。

あくまで香水は纏うようにしましょう。


一般的には香水は人と会う20分前に

香水はつける時間のタイミングも重要ですね。直前過ぎるとあからさまにさっき香水しましたってわかりますね。別章で話したように勝負のビジネスシーンなどでつける時も気合入れすぎて直前につけると逆に不快に思うかもしれません。あくまで香らせるのが香水ですので、少したってからフレグランスの印象を出すのがベストです。


最後に香水のつけ方について

いかがでしたか?ご覧いただいて感じられたのは「香水はにおわせるものではなく→香らせるもの」ということがお分かりいただけましたか?ほとんど人が強く香水を感じれば不快に感じます。一流の身だしなみとして「上品にフワッと香る」つけ方をしましょう。

香りとは「Remember Me」という意味らしいです。

つまりプライベートシーンでもビジネスシーンでも

初めての時は「私を覚えてください」

別れた後は「私を思い出してください」

という効果を発揮します。

フレグランスの序章でお話ししたように嗅覚は脳=記憶とつながっている唯一の感覚器官です。このフレグランスを使いこなしてビジネスシーンでもプライベートシーンでも成功者の身だしなみを磨いてください。


フレグランス一覧

1・香りの身嗜みとは

2・香水の秘密・種類

3・香りの種類

4・正しい香水のつけ方

5・20代にオススメの香水

6・30、40代にオススメの香水

+α 体臭をきつくする食べ物

+α 男の汗臭、ワキガ、加齢臭

+α 口臭を予防する歯磨き方法