皆さんはスーツの選び方においてどのような点を重要視されるだろうか?
スーツの色
スーツの生地
スーツの値段
スーツの組み合わせ
スーツの柄
などなど人それぞれ重要視する点は個人差がある。
またこれが個性となり、面白い点でもあるのは確かだ。
なずカッコイイスーツを選ぶのか?
それはもちろんビジネスを成功させるために、身嗜みをスーツで整える事。
人間中身が大切といっても、人の印象は外見の見た目でほぼ決まると言っても過言ではない。
大体60パーセントが身嗜みで決まってしまうとも言われる。
そこでビジネスマンである以上やはり印象力を大切にする必要がある。
どんなに優れたプレゼンや企画をもっていっても、
まず中身が悪ければ聞いてもくれないケースもあるだろう。
そこでやはりビジネスマンである以上、スーツのみだしなみというのは重要視する。
スーツのチョイスにおいて冒頭にあげた通り抑えるべきポイントはいくつかあるが、
その中でもスーツ選びになれてきた中級者の方向けのアドバイスとして
「Vゾーン」の選定というものがある。
スーツにおける「Vゾーン」というのはジャケットのラベル(衿から続く返し)からのぞく、
胸のV字のゾーンのこと。
つまり「ジャケット」「シャツ」「タイ」で構成される、スーツスタイルの華というべき箇所である。
「ジャケット」「シャツ」「タイ」におけるデザイン、色、柄、生地感などの組み合わせのことである。
なぜかというとスーツの着こなしというのはカジュアルスタイルと違い、基本的なルールというものが存在する。
そしてビジネスマナーとして色々制約も多いのだ。
その中でもこのVゾーンというのは、ある程度の自由があり、個性を演出できる箇所でもある。
言い換えるとスーツの顔となり、その人の印象を演出・・・
個性や性格、人格などを印象つける場所でもある。
そしてスーツデザインを楽しむポイントでもある。
スーツの着こなしを理解したならば次に考えるべきはこのVゾーンである。
ビジネスマナーをわきまえればシャツ、タイの色柄は自由。
顔を変えられるということは一着のスーツの印象すら変えられる。
そして着る人の印象すら操ることができる。
言い方を変えればスーツ一式というのは新しい物をそろえるにはそれなりのお金もかかる。
しかし、スーツをそのままでも、「シャツ」「タイ」のみ買い替えれば
自分の印象を、シーンに合わせてある程度合わせたりコントロールすることもできる。
若い人や金銭的に余裕がない人でもオススメの方法だ。
そして逆の言い方をすれば、このVゾーンがおぼつかない人はスーツの着こなしが台無しにもなる。
・柄が全て同じなどできつく見えすぎる
・色の組み合わせがおかしい
・Vゾーンの着こなしがだらしなく、全体の印象もだらしなく見える
・生地の組み合わせが違和感があり、一つのパーツのみ浮いて見える
このようにVゾーンに組み合わせや作り方が悪ければ、せっかく高級なスーツを購入しても
全く悪い印象ともなってしまうのだ。
ビジネスマンにとってスーツは戦闘服である。
人と会い、人と過ごし、自分をよく見せる必要がある。
TPOにあわせた着こなしが必要となり、仕事の成果にも大きく影響してしまう。
だから着こなしや全体の印象を変えてしまうVゾーンというのは非常に重要なポイントとなる。
「スーツ」「シャツ」「タイ」における
・色
・素材
・柄
を理解して、組み合わせることができれば、ビジネススタイルで勝ち組になれるのだ。
個性ではあるものの、これらを意識して上品にまとめることができればOK.
そしてきっとスーツ、シャツ、タイ選びもきっと面白い物になる。