バーバー新時代~理容室が再び流行り出す~
リクルートより毎年年末に、翌年のトレンド(流行)の発表があります。昨年末に発表された2017年のトレンドの1つに我々にものすごく関係したものがありました。
それが「バーバー新時代」という流行です。
具体的にどのようなものかというと、それは今後美容店から理容店へシフトしていくという時代背景…
リクルートは、特に現在美容店を利用している30代、40代の男性が理容店回帰へのスイッチが入った、と分析しています。
理由としては
・理容店の方が料金が安いという一面
・女性客の多い美容店は違和感があり、落ち着かないなど空間の居心地が悪い
・シェービングを受けてみたい
・短髪ヘアの技術が上手い
・昔のイメージと変わってオシャレになってきた
と、アンケート結果などから、理容店を評価した上の分析です。
以前は理容店というと、おじさんおばさんがお店の中でのんびりと新聞をみたり、テレビをみたり、オーダーしたヘアスタイルの要望の話は聞いてはくれるが、想像していたものとは全く違うスタイル。
お店の外見や店内も、スタッフも、技術も含めて「理容店=古くさい、ダサい、カッコ悪い」というイメージがあったと思います。
そんな中ここ数年理容業界ではそんなイメージを変える為に様々な工夫がされてきました。
近年オシャレな理容室、カッコイイ理容師が増えてきました。格好良い、オシャレな男を作る、磨く、またゆっくり寛げるなどをコンセプトとしたお店が次々とオープンすると同時に技術やサービス内容もオシャレで品のあるものへ。東京を中心に日本全国でもその流れが広がっています。雑誌やテレビなどにも出演する理容店も増えて参りました。
そして新バーバー時代というだけあり、従来の理容室よりも新しくなった理容室のスタンス。それは髪の毛を切るだけではないということ。
美容店ももちろんすばらしいお店ばかりですが、どうしても越えられない壁が「肌に刃物を当てられる」という特権。具体的にはシェービング。これを美容店で行うと捕まってしまいます。
シェービングの特権を利用した自分ではできない産毛の処理やメンズエステなどによるお肌のお手入れは、第一印象としてとても大切な見た目年齢を磨きます。
眉毛や髭などの印象を変え、雰囲気を強くするポイントの身嗜みも差をつけます。
ヘッドスパやマッサージなどのリラクゼーションに特化したサービスも日々の疲れや忙しさをリフレッシュ、リセット、リペアできるメニューとして、新たな理容店のスタイルとなり利用され始めています。
このように様々なサービスからなる「トータル的な自分磨き」からカッコいい大人のオトコを演出します。もちろんカットも自信をもってあなたを作り上げます。流行としてもショートヘアな流行って来ています。元々細かな仕事が得意の理容師が作るショートスタイルヘア。バチっと決めるカットに、新たなオシャレやカッコいい動きや雰囲気は、ビジネスシーンでもプライベートシーンでも、輝く信頼のあるオトコを演出。
・カットするだけではない!!
・トータル的にオトコを磨く場
・日々の現実からリセットする場
として今後の期待がされています。