青山で一流のビジネスマンの身だしなみを整えるヘアデザイナーのブログ~プライベート編~
(ページ最後にパレオエクスプレスについてのデータと、簡単なまとめがありますので最後までご覧ください)
先日GWに地元へ帰省中のこと。
今まで一度も乗ったことのなかった「パレオエクスプレス」に乗車しました。
乗った区間は三峰口駅~御花畑駅まで。
パレオエクスプレスが到着する前に三峰口駅へ到着し、侵入するその姿を見ました。
結果からいうと見た方がいい!!
パレオエクスプレス到着の一本前の秩父鉄道各駅停車の電車で三峰口駅へ。
パレオエクスプレスが12:50に三峰口駅へ到着するので、12:37到着電車で。
少し時間もあるので、事前にネットで自由席を申込みしておいたので、窓口にて購入手続きを。
購入は簡単。予約番号と名前を伝えるだけ。
僕はお得な三峰口ー御花畑駅の特別切符を申込みしておいたので、かなり安く購入しました。
そして記念の缶バッチを受け取り、向かうは三峰口駅を出て大滝・山梨方面の駐車場へ。
ここのポイントはやや遠いが、パレオエクスプレスが正面から見ることができる。
ホームでは手前に電車が止まっており、上手に見ることができない。
そのために移動して駐車場で待つことをオススメする。
時間が近づくと汽笛の音が聞こえる。
そして姿が見えてきた。
都心から一番近い蒸気機関車の姿。
カッコいい!!
そしてホームへイン。
黒煙を立ち上げ、堂々たる勇姿が。
すぐに乗客が出てきて写真などを撮っている。
そしてここからが見所だ。
パレオエクスプレスのメンテナンスに入る。
客車を切り離し移動する。
大滝方面へ走り、そのままバックで別の路線へ。
その先には給水所がある。
ここで吸水し、そして油をさしたりとメンテナンスと機関車の休憩だ。
つまりここが絶好のシャッターチャンスとなる。
バックで給水所に入るのもなかなか良い姿。
ここで順番待ちをし記念撮影をする。
そして忘れないでもらいたいのが、給水所の写真を撮って終わりではない。
転回する最高の勇姿。
これをぜひシャッターに収めてもらいたい。
ここまででだいたい13:00ころだ。
給水所で写真を撮った後は、大滝方面へさらにむかうと小さな踏切があり、それを渡る。
渡ると今度は熊谷方面へ続くちいさな小道があるのでずっと歩く。
歩いていくとちょっとした記念のスポットがある。
昔活躍した機関車の貨車などが展示されている記念ブースがある。
ここで時間をつぶし、その先にある転回場へ向かう。
大体13:20~13:25ころを目安に休憩を終えたパレオエクスプレスが転回場へ入って来る。
それまでじっと待つ。
子供たちはすぐ後ろの記念ブースで遊べるのでそんなに長くは感じない。
汽笛の音を鳴らしたパレオエクスプレスが発車する。
先ほどの給水の同じ要領で、一度大滝方面へ走り、バックで転回場のある路線へ侵入してくる。
これがまた見ものだ。
蒸気機関車がバックで走る姿はなかなか見られない。
ここでオススメしておきたいシャッターチャンスがある
転回場へ入る一歩手前で一度止まり、汽笛を大きく鳴らすのだ。
止まった瞬間が絶好のシャッターチャンス。
汽笛を鳴らし終えると、転回場へ侵入する。
作業員がスイッチを押すとパレオエクスプレスが半回転するのだ。
この回転する姿が何とも言えない。
カッコイイ。
是非ビデオカメラに残してもらいたい。
ぐるっと大きな鉄の塊が回転するこの勇姿は心にも刻まれるだろう。
回転を終えるとさあ移動だ。
小走りした方が良い。
間に合えば先ほどの小さな踏切でのターンする瞬間も写真に収められる。
ここまで撮れれば最高だろう。
取った後は三峰口駅の改札で並び(パレオエクスプレス専用の改札・通常改札の熊谷より)
パレオエクスプレスが再び車両に連結される様を見るといい。
13:45頃から改札が開き、自由席の私は一目散に車両へ。
先頭が指定席、2.3.4が自由席だ。
この日はかなり余裕があるが、前日下見にお花畑に下見に行ったときは自由席が満席だったので注意した方が良いだろう。
席を確保すると、パレオエクスプレスの先頭へ。
再び先頭での写真撮影だ。
この姿がまたカッコイイ。
家族で写真を撮り、14:00頃に自分の席へ。
そしていよいよ発車。
時々鳴らす汽笛の音。
2号車の後方へ乗っていたのでカーブの瞬間に窓から顔を出すと、
パレオエクスプレスの先頭と、客車の一番最後が見える。
これも最高だ。
カーブの瞬間のシャッターチャンス。
余談だが、また風が気持ちいい。
自然豊かな白久、武州日野、武州中川、浦山口、影森・・・
秩父の自然の大地を見ながらあっという間にお花畑駅へ到着する。
途中車内販売でアイスクリームも出るのだが、絶対買っておいた方がいい。
たしか3種類ある。
アイスを食べながら風を切った。
お花畑駅へ到着する(3・4号車はホームの関係で開かないので注意が必要だ)
すぐに急いで先頭へ。
運がいいと車掌さんが手を振ってくれる。
そしておおきな汽笛を鳴らし、パレオエクスプレスは去っていった。
最後まで大きなその姿と汽笛は、僕の体をいつまでも振るわせていた・・・
パレオエクスプレスデータ(パンフレット引用)
C58363(シゴハチ サンロクサン)は、かつて東北地方などの旧国鉄(現在のJR)で活躍したSL。
昭和47年に現役引退後は、吹上町立吹上小学校の校庭で小学生と一緒にのんびりと余生を送っていましたが、さいたま博覧会(昭和63年3月19日から5月29日まで熊谷市で開催)にあわせて「SL運行を!」の声があがり、その大役にC58363が抜擢されたのです。
昭和62年に車籍を復活。昭和63年に秩父路のSLパレオエクスプレスとして誕生しました。
「パレオ」は秩父地方におよそ2000万年前に生息していた海獣パレオパラドキシアにちなんだ名前です。
パレオパラドキシアとはラテン語で「昔の不思議な動物」という意味があるそうです。大昔、秩父地域は海の底にあったことが数々の化石により証明されていますが、その中でもパレオパラドキシアの化石は珍しく、世界でも数体しかありません。
その貴重な文化遺産から「パレオ」を、急行を意味する「エクスプレス」とあわせて、「パレオエクスプレス」という愛称が生まれました。
※パレオパラドキシアの骨格復元像が埼玉県立自然の博物館(上長瀞駅下車徒歩5分)に展示されています。
パレオエクスプレス乗車方法とお得情報
・指摘席販売
・JR東日本管内の「みどりの窓口」および「びゅうプラザ」
(1号車のみの販売となり、早い段階で売り切れる可能性あり)
・自由席事前販売
・電話予約:SL予約係 048-523-3317(9:00-17:00)へ
(SL運転日の一ヶ月前の9時から前日の15時まで受付いたします。
・WEB予約:秩父鉄道サイトの予約フォームからメール形式で予約できる。
(※WEB事前予約のみ当日窓口でオリジナル缶バッチがもらえる)
・乗車駅での窓口販売:(熊谷・武川・寄居・長瀞・皆野・秩父・御花畑・三峰口)での窓口での購入
・旅行代理店(東武トップツアーズ各店・JTB各支店・近畿日本ツーリスト各支店)
・JR東日本管内の「みどりの窓口」および「びゅうプラザ」
※SL運転日の一ヶ月前から前日まで(みどりの窓口、びゅうプラザは2日前まで)
・自由席当日販売
・当日販売は行っていない様子・・・前日までに購入をしておきましょう。
パレオエクスプレスの運転スケジュール
主に土日祝日、日により平日も運行する。
3月・・・31(土)
4月・・・1(日)、6(金)、7(土)、8(日)、14(土)、15(日)、21(土)、22(日)、28(土)、29(日)、30(月・祝)
5月・・・3(木)、4(金)、5(土)、6(日)、12(土)、13(日)、20(日)、26(土)、27(日)
6月・・・2(土)、3(日)、9(土)、10(日)、16(土)、17(日)、23(土)、24(日)、30(日)
7月・・・1(日)、7(土)、8(日)、14(土)、15(日)、16(月・祝)、20(金)、21(土)、22(日)、28(土)、29(日)、30(月)
8月・・・3(金)、4(土)、5(日)、11(土)、12(日)、13(月)、14(火)、15(水)、18(土)、19(日)、23(木)、24(金)、25(土)、26(日)、31(金)
9月・・・1(土)、2(日)、8(土)、9(日)、15(土)、16(日)、17(月・祝)、22(土)、23(日)、24(月・祝)、28(金)、29(土)、30(日)
10月・・・6(土)、7(日)、8(月・祝)、12(金)、13(土)、14(日)、19(金)、20(土)、21(日)、26(金)、27(土)、28(日)
11月・・・2(金)、3(土)、4(日)、9(金)、10(土)、11(日)、14(水)、16(金)、17(土)、18(日)、23(金)、24(土)、25(日)
12月・・・1(土)、2(日)、3(月)、8(土)、9(日)
【注意事項】 4月14日(土)、4月15日(日)、10月27(土)、10月28日(日)は特別運転となり、運転区間・運転時刻・販売方法も通常と異なる
パレオエクスプレスの運転時刻表
・土日祝日
往路
熊谷(10:10発)→武川(10:31着 10:33発)→寄居(10:51着 11:00発)→長瀞(11:26着 11:37発)→
皆野(11:49着 11:50発)→秩父(12:07着 12:15発)→御花畑(12:18着 12:19発)→三峰口(12:50着)
復路
三峰口(14:03発)→御花畑(14:30着 14:31発)→秩父(14:34着 14:36発)→皆野(14:53着 14:55発)→
長瀞(15:05着 15:13発)→寄居(15:37着 15:39発)→武川(15:56着 15:58発)→熊谷(16:18着)
・平日
往路
熊谷(10:12発)→武川(10:33着 10:34発)→寄居(10:52着 10:59発)→長瀞(11:25着 11:32発)→
皆野(11:44着 11:45発)→秩父(12:03着 12:11発)→御花畑(12:13着 12:15発)→三峰口(12:45着)
復路
三峰口(14:00発)→御花畑(14:26着 14:27発)→秩父(14:30着 14:32発)→皆野(14:49着 14:50発)→
長瀞(15:00着 15:10発)→寄居(15:34着 15:41発)→武川(15:58着 16:00発)→熊谷(16:20着)
パレオエクスプレス運賃
(秩父-三峰口)大人790円、小児610円
(御花畑-三峰口)大人770円、小児590円
◇発売内容:
秩父or御花畑から三峰口間、または三峰口から御花畑or秩父間の片道乗車券+SL整理券(片道/自由席)
◇発売箇所:
秩父駅、御花畑駅、三峰口駅
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
秩父の自然豊かな大地を力強く走るパレオエクスプレス。
私が子供のころから線路に出てはその姿を見てきました。
是非日程を調整のうえ秩父後まで足をお運びください。