第一印象で勝負を決める 勝てるスーツの条件 No.4 グレー無地スーツ編

シックでオシャレなイメージを演出するグレースーツ。

ドレッシーな雰囲気もあることから、好みの人は根強い。

 

ネイビースーツと同じようにビジネスシーンでは華やかなシーンで使われることが多く、

グレーで無地のスーツはその味を非常に品よく印象を与える。

 

しかしこの無地グレーというのは合わせ技を間違えると

逆に影の薄く、相手の印象にすら残らない危険もある。

 

これを回避する鉄板の組み合わせは、

・シャツをストライプで着ること
・タイは濃い色味の無地のモノ
・柄は2つ以上入れずにシャープに
・ポイントを押さえれば様々な印象を作る事ができる
・似合うのはショート、2ブロックのアクティブ系
・髭を生やしてみると更にOK

 

グレースーツはポイントさえ押さえれば意外と簡単に着こなせる。

なかなか手の出しにくいグレースーツだが、

ブラックやネイビーだけでなく、グレーも持っていると

シーンごとのバリエーションもまた増える。

 

 

・シャツをストライプで着ること

ネイビースーツと並んで、ビジネスシーンにおける最もドレッシーな印象を与えるグレーの無地スーツは、

組み合わせを間違えると影の薄い存在になってしまいます。

これを回避するのが「ストライプシャツ」。

控えめなスーツの首回り、胸元などに濃い色味が地色と差が出て、

すごく印象が強くなる。

 

縦じまの強めの印象のストライプ柄はマッチする。

無地なグレーな為に強めで問題はない。

しっかりとした存在感を出し、力強いアクセントとして効いてくれる。

 

 

・タイは濃い色味の無地のモノ

胸元に強めのシャツを入れた分、タイまで柄物だとかなりガチャガチャした印象となってしまう。

単色無地のタイがピッタリだろう。

 

単色無地だからこそゆえに、シャツの力強さを更に演出するとともに、

胸元を引き締め、印象力をメリハリのある、

デキる男を演出する。

 

・柄は2つ以上入れずにシャープに

全体の柄を2柄以上入れないのは、単色グレーのメリットを残すため、

さらに良く見せる為でもあるが、品を作るためでもある。

 

例で、シャツを柄、タイを単色無地と伝えたが

それは品を壊さない、グレースーツの良さを壊さないためでもある。

 

・ポイントを押さえれば様々な印象を作る事ができる

上記でお話ししたポイントを押さえれば、意外と様々なアレンジをしても大丈夫である。

例えば、ストライプと言っても様々な縞模様があり、

変わり縞のシャツを選べばプラスアルファな印象を与えることもできる。

 

青味がかかった地色に紺のストライプのデザインを細かなものにすれば、

英国調のクラシックな印象にもなる。

 

マルチストライプのシャツならば、華やかさも演出できる。

 

タイやチーフもエンジ色や紺系に気分に合わせて変えてみるなど

アレンジの仕方も様々なケースがある。

 

似合うのはショート、2ブロックのアクティブ系

力強いアクティブな印象をより出す、合わせる為に

スタイルは耳周りなど刈り上げる方がより力強さは演出できる。

品の良さも大切なので、ベリーショートではない方が良いだろう。

 

ショートスタイルでメリハリのある「動き」や「流れ」、のある

スタイルはバッチリだ。

 

仕上げは力強い印象を出すジェルやツヤ感がしっかり出る

「ジェル」が最適だ。

 

 

・髭を生やしてみると更にOK

抵抗があるかもしれないが、髭を作るのは雰囲気をより大人の艶やかさを引き立てる。

清潔感ある髭がいいが、無精髭も味が出る。

 

基本的には口髭と顎鬚。

濃いめに生えている人は、濃いひげを作ること。

髭まで巻き込んでやることで、髭・タイ・シャツのバランスが生きてくる。

 

 

グレーのスーツは上級者向けと思われているかもしれないが、

ポイントは単純であり、簡単にオシャレな雰囲気を作ることも、普段と違う自分を演出することもできる。

またオシャレを楽しむことができるのもグレースーツの魅力のひとつだ。

是非あらたな自分の発掘の為にもチャレンジしてほしい。

 

 

 

 

 

 


 

 

第一印象で勝負を決める 勝てるスーツの条件 No.2 王道濃紺スーツ編

今回の題材は「王道スーツ」の定番であり、ベーシックな色柄として評判のある

「濃紺色・無地」のスーツについて書こう。

 

スーツの色をチョイスする際に色々なシーンや相手の事を考えてスーツを選ぶだろう。

その中でも比較的マルチな場面にも対応し、かつ魅力的な印象を与えるのが

「濃紺色・無地」のスーツだ。

 

同じ紺色のスーツでも淡い色の紺スーツに比べて、スーツオシャレの初心者でも

シャツやタイにも合わせやすく、落ち着きのあり、信頼感を与えることができ、

特に初めて合う相手の際やスーツオシャレ初心者のビジネスシーンには最適のスーツと言える。

 

シャツ、タイ、相手、シーンなどで幅広く対応できる「濃紺色」のスーツだが、

その中でも更にその落ち着き感や信頼感を活かす方法や、逆にマルチに使えるスーツでも少ないが止めておいた良いケースももちろんある。

 

濃紺スーツの演出の醍醐味は落ち着き感、信頼感から成るキリッとした「精悍さ=アクティブにデキる男」という印象。

これを活かすためには

・色味に雑味を混ぜない方が良い
・シャツは純白でキマリ
・柄は極力抑え、タイの柄で刺す
・手荷物は減らせ
・髪型はショートヘアでキマリ
・背筋を伸ばして歩け

 

では一つずつ説明していこう

 

 

・色味に雑味を混ぜない方が良い

濃紺・無地スーツが演出する印象を活かすには、何といっても濃紺の色味が与える印象。

「精悍さ」

これは生地が無地であり、色味の濃紺がしっかり印象付けされるがゆえにより演出される印象なのだ。

 

シャツやタイなどの柄を抑えて、小物などのアイテムもかなりシンプルなものにした方がいい。

より濃紺という色味そのものを強調させるのだ。

 

そして組み合わせる色味も紺or白どちらかにした方が良い。

オシャレシャツとして色味のあるシャツなどがあるが、

それではせっかくの濃紺スーツの印象が弱くなってしまうのだ。

 

つまり何が言いたいかというと

カラーは紺&白で攻めた方が良いということだ。

もちろんシューズなどはこの限りではないが、

紺と白コーデにすることで精悍さが増し、濃紺スーツがより活かされてくる。

 

 

 

・シャツは純白でキマリ

何といっても精悍さをだすならばこれは外せない。

白と言ってもより純白であればあるほど尚その精悍さが出る。

 

もちろん柄は一切なしの純白真白のシャツに限る。

 

 

柄は極力抑え、タイの柄で刺す

お話ししているように柄はスーツ、シャツ共に全くの無地柄の方が良い。

その方が精悍さは出る。

 

しかしタイまで柄なしかというとそれは違う。

あえてタイに1柄を入れる事で、スーツとタイの色味を魅せる無地柄が活きてくる。

 

柄は柄でもゴチャゴチャさせず、シンプルで派手すぎない柄が良い。

こうすることで、タイがスーツ&シャツを

スーツ&シャツがタイを栄えて魅せる相乗効果を産むのだ。

(この際のタイは先ほどのお話のように紺の下地が良い)

 

・手荷物は減らせ

こうなるとやはり手荷物、身の回りのものはごちゃごちゃせず、スッキリしていた方が良い。

営業の際にでも、デキるだけ必要最低限にするか、そもそも資料もまとめシャープな方が良い。

 

バックは余裕がある方がスーツが栄えるし、精悍さも増す。

 

・髪型はショートヘアでキマリ

濃紺カラーで出す印象には、髪型はロング・ミディアムではキマリきらない。

周りをシャープに刈り込み、ショートヘア特有の

男らしいパリッとしたスタイルにすれば、より精悍さは増す。

 

細かい話だが、前髪は上げて、周りはややえぐる刈り上げ、

ハチ周りのふくらみは消してシャープなスタイルがオススメ。

 

 

 

・背筋を伸ばして歩け

最後にあなたがやることはひとつ

「背筋を伸ばして堂々と歩けばいい」

 

 

紺白・無地1柄スーツでキリッと決まった

一流のビジネスマンであるあなたは、きっと成功への階段を次々に駆け上がっていることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ヘアスタイルは似合わせることでかっこよくなる

ヘアスタイルは個を表現するツールとしてとても大切なパーツです。

皆さんも回りの方が髪の毛をバッサリ切った、スタイルデザインをチェンジしたとします。

するとよく「おっ、イメージが変わったね」とか「夏らしいスタイルだね」なんて言っている人がいませんか?

これはヘアスタイルが、印象力を成すウェイトとして非常に大きな存在を持っています。

そうゆう意味ではヘアメンテナンスはとても重要です。

 

間違ってもボサボサのまま…寝癖のついたまま…数ヵ月も切らないまま… このようなケースは最悪です。

・みっともない

・カッコ悪い

・ダサい

・不衛生

など悪い印象が働いてしまいます。

そんな人を見たことありますよね!?

 

 

 

ヘアスタイルはよく見せる為に「合わせる」ということがとても大切です。

1・髪質

2・顔立ち

3・服装

4・ライフスタイル(ビジネス、プライベート)

5・季節 など

誰にもベストなヘアスタイルというのはありません。 それは本人の要因が人それぞれ異なるからです。

本当にカッコいいヘアスタイルというのは上記がそれぞれマッチしているヘアスタイルです。

ヘアスタイルブックをみて、このスタイルかっこいいなと思っても、合わない、できない、逆にかっこ悪いなども起こりうるのです・・・

 

 

いくつかお話ししましょう。

「1・髪質」

カットされる際にヘアスタイルブックをお持ちになり、このヘアスタイルと全く同じに切ってくださいと言われますが… 同じ長さで切っても、同じようにはなりませんし、同じかっこよさになるとは限りません。

人それぞれ髪質が異なります。

・太さ ・硬さ ・艶 ・色 ・生えている方向

 

例えばよくあるのがハチ回りの膨らみ。 ハチ回りが膨らむ人と自然と収まる人がいます。

Aさんは毛が下に向かって生えていて、毛が柔らかい

Bさんは毛が横に向かって生えていて、毛が硬い

 

この場合同じ5cmでカットしても、 Aさんの方がハチ回りが膨らまず、自然におさまります。

しかしBさんはハチ回りが膨らみキノコみたいな髪の毛になります。 (僕ならスタイルブックをもってきたBさんをハチ回りだけ8cmでカットして下の毛をAさんより鋤きます。)

髪の毛が強い若い人の方が膨らみやすいですね… ですのでBさんのような方は、ハチ回りが5cm位の、ミディアムショートヘアはあまりよろしくないですね。 毎朝、ドライヤーと強めの整髪料を使ってしっかりセットをしなくてはいけません。

 

あとよくあるのは天頂部のボリューム。

天頂部にボリュームを出したい人が多いですが、天頂部の毛が寝て生えている、あるいは円形方向に向かって生えている。 そして毛自体が固い人。 こうゆう人は、天頂部にボリュームをつくりづらいです。

セットを頑張ってもらわないと天頂部がつぶれた感じになってしまいます。

 

Aさんが上記のような方(毛が寝て生えており、円形方向に向かっている、毛が固い)

Bさんは頭皮に対して垂直にはえていて固い

Cさんは頭皮に対して毛が寝て生えており、円形方向に向かっているが、毛は柔らかい

 

 

 

その場合ソフトモヒカンがオーダーの場合どうしましょう!?

Aさんは毛が立ちづらく天頂部にボリュームを出しづらいですし、散ってはえていので、まん中へ集めないとモヒカンのシルエットになりません。 そのため天頂部の髪の毛はやや長めにします。 しかしセットする際にまん中へ集めてセットしますが、毛が柔らかければ天頂部に集めてもシルエットは潰れますが、固いのでその長さのまま立ってしまいます。

そうするとモヒカンラインのラインがキツくなり、ソフトモヒカンではなくなってしまいます。

そのためAの方は、天頂部だけではなく、ハチ回りから全体的にやや長めにカットしなくてはいけなくなります。

 

Bの方は簡単です。 タワシを希望の形に切るイメージのように、作りたいシルエットのまま切れば良いのです。

Cの方は、毛が柔らかく天頂部がつぶれやすいので、天頂部の毛を長くします。

しかしAの方と違って、真ん中へ集めても、毛が柔らかいので、シルエットはそこまで天頂部が膨らみません。ですので天頂部のみ少し長めにカットすればいいのです。
そのほかにも元々の髪質の条件で、他の人はかっこいいのに、同じようにカットしても

かっこ悪くなってしまうケースがあります。

 

自分の髪質に合ったデザイン。

もしくは髪質をカバーできるヘアスタイリストに会えるといいですね。

 

次回は顔立ちへの合わせ方についてお話しします。