靴の底付け製法の違い~どの靴なら長く履けるの?~

靴には様々な製法が存在します。

その製造方法によって履き心地や、寿命等にも影響が出てきます。

ここでは靴の寿命について

靴はお手入れ等を定期的に行っていても、やはり革やアウトソール自体の経年劣化は避けられません。

例えば、靴底がすり減っていたり、穴が空いていたり、縫い目がほつれたりします。

そんなときはその部位を交換するしかありません。

しかし靴には交換できる靴とできない靴があります。

もちろんですが交換できればまた履けるようになります。

交換できる靴とは?

靴はアウトソールとアッパーはそれぞれをつなぎ合わせて作られます。

つまりアウトソールとアッパーが一枚の革で作られている靴はありません。

そして経年劣化により交換すべき個所というのはこのアウトソールなのです。

ですので、このアウトソールが交換できるかできないかが重要ということです。

アウトソールが交換できるかできないかは靴の製造方法によって変わってくるのです。

主に靴の製造方法は4種類あります。

これは靴を選ぶ上で知っておくといいかもしれません。

・グッドイヤーウェルテッド製法

・マッケイ製法

・ステッチダウン製法

・セメンテッド製法

・グッドイヤーウェルテッド製法

長く履きたい方はこの製法が一番オススメです。

また現代の靴の製法で多いのはこの製法が一番多いです。

特徴としては、アッパーとアウトソールを直に縫い合わせてはいません。

ウェルトと言われる革を介してアッパーとアウトソールを縫い合わせます。

インソールについているリブとアッパー、そしてウェルトを縫い合わせます。

そしてその後にウェルトとアウトソールを縫い合わせます。

その為にアウトソールの交換が複数回可能です。

グッドイヤーウェルテッド製法のメリット

・「耐久性・耐水性」

製法の構造上、グッドイヤーウェルテッド製法は非常に耐久性に優れています。複雑に縫合されているので非常に頑丈です。

また靴の内部から外側にかけての隙間がないために耐水性にも優れています。

・時間がたつごとに足にフィットする

実はグッドイヤーウェルテッド製法のインソールの中にはコルクがたっぷりと敷き詰められています。その為に歩けば歩くほどこのコルクが沈み、持ち主の足の形に変形します。

これは既製靴でも自分だけの靴として足の形にオーダーされていくのです。

・グッドイヤーウェルテッド製法とわかりやすい

縫い付ける構造上コバがでている作りになっている。

基本的にこのグッドイヤーウェルテッド製法は手間がかかるために他のモノより値段も高い。

このコバが出ていることから一目で高級靴とわかりやすい。

印象を上げるにはもってこいの靴です。

迷ったら

グッドイヤーウェルテッド製法

の靴を狙っていきましょう。

動きやすいビジネスシューズ

ビジネスシューズの選ぶポイント

みなさんはお仕事に行かれる際に履くビジネスシューズは何を重要視されていますか?

・値段

・色

・デザイン

・ブランド

・防水

・歩きやすさ

・クッション

・防臭

など、選ぶにも色々な判断箇所がありますよね?


なんせお仕事で履くとなると、一日8時間。通勤や夜のお付き合いなどを入れると、10時間以上も履き続けることも多いでしょう。

だからこそ、自分にこだわったビジネスシューズを履きたいですよね。


業種に合わせたビジネスシューズの選び方

普段東京の青山でお客様の髪の毛をカットしている私は、様々な業種や立場の方とお会いします。

・商社マンの外回りの方

・保険の営業マン

・金融関係者

・政治家

・行政関係者

・会長さん、社長さん、役員さん

だいだいこれらの方は平日ご来店の際は「革靴」ですね。

IT関係者や内勤の方、スタートアップの方などは今はスニーカーが多いですね。


私の働いている理容室は靴磨きのサービスも行っていて、色々な靴のお話をしますが、業種や立場に合わせて靴を選ばれているようです。

人の上に立つような人で、大手の方はほぼ黒のファーマルのビジネスシューズですね。安くはなくブランド性やデザインを重要視しています。

だいたいお店の前に運転手付きの車が止まるので、歩きにくいとか、防水・防臭などはそんなに重要視されていないのだと思います。


逆に外回りの方や営業マンの方は、防水・防臭、歩きやすさやクッション性などを重用している気がします。

私も持っていますが「Birkenstock」の中敷きを入れている人もいますね。

これらの方は、あまりハイブランド過ぎると仕事で相手を圧倒してしまうので、営業が上手くいかないことも気にしています。

良く歩くから、すぐ靴がダメージを受けるから、比較的安価な靴を選ばれている人もいます。

防水に関しては、毎朝天気予報をチェックして、雨が降りそうな日は防水靴、それ以外は好きな靴にしている人もいて、常にというわけではない人もいます。

このようにお仕事背景で選ぶとビジネスパフォーマンスも上がるのでは?


My Shoes 【Cole Haan】

私が履いている仕事靴・ビジネスシューズの【Cole Haan】です。

青山の地なので、カラーは青。ネイビーのホールカットです。

とても気に入っています。


理由は『動きやすい』『疲れにくい』『楽』


皮がすごく柔らかくて、スニーカーのような靴底なので、快適に仕事をしています。


私は他にもこちらのペルフェット。

もうひとつ、マドラスのこれまたネイビーのビジネスシューズをローテーションしながら仕事をしています。

こちらのマドラスのビジネスシューズには、【Birkenstock】の中敷きを入れているので、疲れにくいのですが、

この【Cole Haan】は中敷きなしでも、利便さはすごいです。

実は譲っていただいた靴なのではっきりとした定価はわかりませんが、大体の相場の値段以上の価値はありますね。


【Cole Haan】は1928年にアメリカ合衆国で創業されたファッションブランドです。

1928年にトラフトン・コール(Trafton Cole)とエディ・ハーン(Eddie Haan)によって、シカゴを拠点に創業されました。

二人の名前を取って、Cole Haanなのですね。

創業当初は紳士靴のみのようですが、今は男女向けの衣料品や革製品などを取り扱っているようですね。

こちらのサイトから公式HPをご覧いただけます。


私のお客様でも履かれているとある超大御所有名人の御子息様はたぶん10足以上【Cole Haan】の靴を持っています。

革の素材もいいので、靴以外の製品もきっといいものでしょう。

LOUIS VUITTONのスニーカー

先日珍しいモノに出会えました。

お客様が履いて来られた【LOUIS VUITTON】のスニーカーです。

最初はどこのスニーカーなんだろうなと思っていましたが、踵を見ると一目瞭然、すぐわかりました。

このお客様はこの日はオフ日。
銀座へおでかけされ、青山でヘアカットをされたあとは恵比寿へお出かけされるようでした。

銀座、青山、恵比寿。

このような場所を歩くのに、背伸びする必要はないと思います。特に休日くらいラフな格好をするのも、気分をリラックスするのに必要なことです。

ただ逆に感性を磨きたい方にとって、オフ日はトレーニングの日ではないかと思います。

銀座、青山、恵比寿はオシャレな方がとても多いエリアです。
その場で目立つにはオシャレはかかせません。

そしてそれがトレーニングになると思います。

目だななくとも、その地に合わせた格好をしてみる。
そのために休みの日にオシャレな人が歩く場所へ行く。

気を使ったり、平日以上に身嗜みを気をつけたりと色々と大変かもしれません。
でも楽しめれば日々の生活も変わっていくのかも。

「今度休日に銀座へ行って買い物をしてみよう」
「来週は青山へ行って食事しよう」
「その次には恵比寿でイベント行ってみよう」

するとその日に何着ていこうか?
あっ

「じゃああの服クリーニング出さないと」
「新しいスボン買ってみようかな」
「前買ったバッグ使えるかな」

すると平日も仕事をこなすだけではなく、楽しくなる。

そして当日、オシャレをして街へ。

「今日のファッションどうかな?」

同時に

「あの人のファッションいいな」
「あの人の服どこのだろう?」
「あの人のヘアスタイルあっているな」

「次の週あの服にしようと思っていたけど、ヤッパリこんなファッションにしてみようかな」

どんどんアナタの感性が磨かれていきます。

いきなりオシャレはできません。
感性=センスが大切。

教科書や雑誌で勉強しても、自分の身にはすぐになりません。
ファッションは流行や季節、そしてあなた自身の年齢は重なっていきます。

アナタがアナタの地域や会社の中のファッションリーダーになれると更にワクワクした人生になるかもしれませんね。

Barber-Kaz

田舎の床屋で靴磨き

私は普段青山の地で働き、毎週末田舎である埼玉県の秩父市の実家の理容室で働いています。

市であり、埼玉県で面積こそ一番広い市であるが、人口密度は下から3番目。更に私の実家の荒川地域というのは、元々は小・中学生まで荒川村という地域であり、いわゆるド田舎という地域です。

この地域で私は青山の地で鍛えた上質な理容サービスを秩父地域に合わせてご提供しています。

田舎の地で青山のサービスが通用するのか?と疑問に思われる方も多いのですが、お陰様で質を求められるお客様を上手に獲得でき、少しずつですが右肩上がりを5年ほど維持しております。

周知ははっきり言って都会よりもかなり遅いです。
また身嗜みの感性も元々長けた方も少ないです。
ただ言えるのは、時間はかかりますが少しずつ周知され、少しずつ身嗜みの感性が磨かれてきたと言うこと。

・整髪料をつけるようになってきた。
・長年同じヘアスタイルだったが、ガラッと流行に合わせたヘアスタイルチェンジをした。
・髭をはやすようになってきた。
・カッコいい眼鏡に変えた。

など、当店をキッカケとして、新しい様々な感性の発見が見いだされてきました。

そこでやったら面白いと思ったのが、田舎のバーバーで靴磨き。

実は青山のお店ではバーバー内で靴磨きのサービスを提供しています。カットしている間に靴が綺麗になっている。しかも靴磨き職人の技量がものすごく長けている。

青山のお店はビジネス街なので、ご来店される際はほとんどのお客様がスーツ&革靴。中には数十万円の革靴を履いている方もいます。靴への感性がもはや研ぎ澄まされている人だろう。

こんなサービスなので、青山の地では大成功している。

では田舎のお店では成功するのか?
ご来店される方が革靴というのは1割にも行かない。
地域柄職場が工場やサービス、飲食店。スーツ&革靴はほとんど履かないと言っても良いだろう。

更に、革靴を購入する金額が安ければ安いほど、靴を磨くのにお金はかけないだろう。一概には言えないがリーズナブル以外の方はどれくらいいるのだろうか?

このような背景で田舎でウケるか?

今回行ったのはお試し企画。
料金は無料。靴に限らず革製品ならなんでも可能。
当日御予約のお客様へは一週間ほど前に事前に全員に告知。

これでお持ち込みなければ、本番もナシかなと思いつつ。

結果的には、ほぼ全員の方が何かしら磨いてほしいとお持ち込みいただきました。
靴のハイランクがREGAL一足。CHANELの財布とCOACHのバッグがハイブランドでした。

その他のモノはブランドとしてはローブランドではありましたが、企画としては大成功でした。

お声として「靴は磨けばキレイになる」「なんでもケアが大切」「磨かなくちゃいけないよね」「もっと良い靴買おうかな」ということをご実感いただきました。

まずはスタートとしては大成功。身嗜みに対する感性が上がっていただくこと、身嗜みに対する気づきが今回の目的。

qrf

ここから様々なツールを使ってもっと深い関心をよせていきたい。

また今回は既存のお客様だけでしたので、更に外への発信によって、共感される方に来店いただきたい。
この田舎が日本一カッコいい町となることを目指して!!

靴の種類~紳士靴の格の違い~

スーツに合わせる革靴は一般的に「ドレスシューズ」と言われます。

対極にあるのはスニーカーなどのいわゆるスポーツ・カジュアルシューズです。

 

ドレスシューズのスタイルとして大きく分けると5つの種類に分けることができます。

「レースアップシューズ」(内羽根式・外羽根式)

「ストラップ」

「エラスティック」

「スリッポン」

「ブーツ」

どれも同じ革靴ですが、それぞれをシーンごとにきちんと理解して使い分けることができれば、

また知識と知っておければ一流への第一歩となるでしょう。

 

 

1・レースアップシューズ

履き口の前にある鳩目に靴ひもを通し、その結び解きによってフィット感の微調整を行う靴の事。

そしてくるぶしが出ている(ブーツでないということ)

つまり一般的に皆さんがビジネスシューズとして想像される靴の事です。

 

さらによく聞く人もいるかと思いますが、レースアップシューズをさらに

「内羽根式」と「外羽根式」に分類することができます。

 

・内羽根式・・・羽根の下端が網の下にもぐり、半開きしかできないもの

・外羽根式・・・鳩目のある革が甲の上に乗り、全開出来るもの

 

です。

一般的に内羽根式はフォーマル、外羽根式はカジュアルシーンで使用されます。

 

ちなみにですが、なぜかと言いますと歴史の流れの中でそのようになっていた背景があります。

 

内羽根式はイギリス王室がルーツです。

ヴィクトリア女王の夫・アルバート公がミドルブーツが起源だと言われています。

この構造で装飾のないシンプルなものをイギリスで「オクスフォード」と更に言われます。

構造上、羽根の開閉に制限がありフィット感にはやや劣るものの、見た目はよりスッキリと

清楚にまとまります。その為にフォーマールシーンよく使われます。

 

外羽根式の期限は軍隊の軍靴と言われています。

プロシアの陸軍元帥が作らせた戦闘用ブーツ。

アメリカでは「ブラッシャー」

イギリスなどでは「ダービー」

等とも言われます。

羽根が全開するので着脱が容易でフィット感にも優れます。

その為に動き回る人、スポーティーなシーンに合っています。

 

このように内羽根式はフォーマルで品の良いシーン

外羽根式はカジュアルで動きやすいシーン

と歴史の中からシーンに合ったデザインとなっているのです。

ビジネスシーンではこの靴がベターで、また修理もしやすいので長持ちもします。

 

 

2・ストラップシューズ

最近やや増えてきましたが、履き口の前や脇にベルト状のバックルとストラップがあり

それでフィット感の調節を行う靴です。

レースアップシューズに比べるとややカジュアル寄りになります。

(ダブルモンクストラップなどデザインによっては華やかな雰囲気をしっかり出せるものもあります)

 

イメージとしてはストラップシューズとスリッポンの間のようなイメージです。

カジュアルビジネスシーンなどにはラフな感じで臨めるので一足あるといいでしょう。

バックルの色や大きさ、デザインなどにも様々な種類があり、コーデの楽しみもあります。

 

フランス革命前後までは、ヨーロッパではバックル付きの靴が礼装用として履かれていたようですが

今ではカジュアルシーンに使われることがほとんど。

派手すぎないデザインであればビジネスシーンにも使えるかもしれないが

TPOには最低限気を付けたい。

 

 

3・エラスティック・シューズ

伸縮性のあるゴムを練りこんだ生地=エラスティック。

数としては少ないですが、おそらく見たことはあるはずです。

ゴム布を履き口の前か脇に縫い付け、着脱するので、

履いた時はゴムがしっかりフィットし、また着脱もしやすいというものです。

しかし長く使用しているともちろんこのゴムの箇所は伸びてしまいます。

定期的にこのゴムの修理をしなくてはいけないのです。

 

主にエラスティックシューズは

「センターエラスティックシューズ」と「サイドエラスティックシューズ」の二つにわかれます。

 

センターエラスティックシューズは甲の部分にこのゴムが配置され、その上にアッパーの革で覆っていますので、

基本的には外からは見えません。

 

サイドエラスティックシューズはくるぶしの脇周りに主についています

そしてこれが一般的には内側、外側の両方にあります。

こちらは構造上、どうしてもゴム生地が露出してしまいます。

どちらにせよ、日本人は靴を脱ぐという習慣があるので、非常に使いやすい物かもしません。

 



 

4・スリッポンシューズ

スリッポンと聞くとキャンバススニーカーのようなものを想像する人も多いかと思いますが、

ドレスシューズでは一般的にはそうではなく、

シューレースやバックル・ストラップなど、履き口を絞めたり、調節する機能のない靴の事です。

いわゆるローファーです。

 

靴の形状のみで足を固定するために、足を滑り込ませるという意味から、スリッポンと言われるようになったそうです。

ユーザーは非常に脱ぎ心地のいい感じですが、靴を作る人の立場からすると

この種類の靴はアッパーの形状だけで履き心地が決まってしまうので、設計は他の靴よりも

非常に違った難しさを求められます。

 

調整ができないので、合う、合わないは人によって本当に細かく出ます。

だからこそベストなスリッポンシューズに出会えたら幸せな事と思います。

 

印象としてはやはりカジュアルなシーンに合うでしょう。

上の他の種類の靴のなかで一番カジュアルになりやすいのでスーツなどと合わせるときは

カジュアルになりすぎないように気を付けて清楚な印象を大事にしましょう。

 

 

5・ブーツ

ブーツと聞くとイメージが非常にしやすいと思いますが、

くるぶしを隠す長靴のようなもの。

今まで紹介した4つの靴は丈の長さで短靴とも表現できます。

 

元々このブーツというのはとある競技で使用されていたことから始まるようです。

くるぶしまでしっかり固定することで、競技もしっかりとしたプレーができたようです。

 

ブーツと聞くとカジュアルそのもののようなイメージがあると思います。

しかし本来道路などがきちんと舗装されていない時代にはブーツの方が主流だったそうです。

20世紀初めまでは主要都市であっても路面に難のあるところも多く、広く使用されていました。

 

また今有名な靴のブランドは、どの国のブランドもブーツがまだ主流だったころに起業されているようで、

このブーツの背景の存在はしっかりと覚えておいた方が良いようです。

 

 

 

 

 

 

靴の名称

今回は靴の名称をチェックしていきます。

靴選びでポイントとなるパーツですので、チェックしておくといいでしょう。

 

1・アッパー

ソール(靴底)やヒール(かかと)を除いた靴の表部分の総称です。

ここでは革の質が大事です。

足の上半分を覆う為に耐久性や柔軟性、通気性、吸湿性等が求められます。

ここを甲革というのは牛革のような天然皮革がこれらをバランスよく満たす素材だからです。

 

2・トウ

いわゆる「つま先」の事です。

この部分の形状や長さが靴の表情を決める大きなポイントとなります。

トウがアッパーとは別の革でおおわれている場合は「トウキャップ」、「飾り革」といいます。

もともとはつま先の保護・補強が目的でしたが、現在ではデザインの一部となっています。

 

3・シューレース

靴ひもの事です。フィット感を微調整するのに不可欠であるとともに靴の表情を引き締める大事な部分です。

素材は耐久性に優れる、綿や綿・化学混紡が主流ですが、発色に優れアタリの良い絹製も捨てがたい。

表情を気にせず通せる「丸紐」か、それともタイトな感触を「平紐」というらしい。

形の好みは人それぞれです

 

4・アイレット

別名「鳩目」。シューレースを通す為の穴の事で、紐で締め上げる形状の短靴には、これが片足に2~6個、対配置されています。

一般的には鳩目の数が少ない方がドレス度が高く、改まった場にはふさわしいとされています。

 

5・レースステイ

紐を取り付ける部分の事。アイレットが備わり、シューレースを通す部分です。

日本では「羽根」の名称を使う場合が多く、この部分が、アッパーの甲の部分に下へと潜る構造の靴を「内羽根式」、反対に上に被さる構造のモノを「外羽根式」といいます。

 

6・タン

レースステイの内側にあるアッパー部のパーツの一つ。

その形状から、日本では「べろ」「下革」とも呼ばれます。

足の甲への感触を和らげるとともに、埃除けや防水の機能としても機能します。

 

7・ヒールカップ

足のかかとをぐるりと覆うエリアの事です。

曲線的・直線的、それに小さめ・大きめなど、各靴メーカーの特徴が何気なく現れるところでもあり、この部分と足のかかとの「食いつき」は、靴の履き心地を左右する重要なポイントでなります。

日本人は足全体の大きさに対しかかとが相対的に小さいために、ここが小ぶりにまとまった靴の方がフィットしやすい傾向にあります。

 

8・ソール

厳密には地面に直接ふれる「アウトソール」と足の裏に直接触れる「インソール」とに分かれます。

アッパーと同様にここにも高い耐久性や柔軟性、通気性、吸湿性が求められます。

アウトソールであれインソールであれ、もともとはアッパーより厚い牛革を、用いるのが常でしたが、今では様々な素材が使われるようになってきました。

 

9・ヒール

足のかかとの部分を下支えするパーツです。

婦人靴ではここにプラスチックを用いる場合も多いのですが、紳士靴では主に牛革やゴムなどで構成されます。

地面に接する部分は摩耗が避けられないために定期的なゴム交換が必要です。

 

10・コバ

靴を真上から見た時に、アッパーの外側を取り囲むようについているアウトソールの外縁となっている部分の事です。

その幅は靴の底付けのやり方や流行によって微妙に変化しますが、広ければ安定感、狭ければ繊細な強調されるように感じます

 

 




人生で成功したければ、仕事で成功したければ、「靴を磨け」

青山のバーバーショップで展開している「靴磨き」。

これが非常に好評だ。

どんどん売り上げが上がっていく。

当店では靴磨き・一足2160円で行う。

オープン当初は反応がイマイチなところも正直合ったが、

今では10足持ち込まれたり、自慢の靴を履いてこられたり、わざわざ靴磨き職人がいる日に御来店されるお客様もいるほどだ。

先日私もそんなには高くないが、新宿伊勢丹メンズ館で行われた「伊勢丹大市」にて

日本製の革靴のブランド「ペルフェット」を購入してきた。

上のようなお客様の特徴、あるいは自分が背伸びして購入してみて実感することなど・・・

良い靴、あるいは綺麗な足元にしておくことで自分の人生がどのように回っていくのか・・・


靴磨きが自分にかける魔法

当店は青山の土地柄もあり、カットだけで5400円を頂く高級サロンだ。

もちろんそのようなサロンだからということもあるが、お金持ちや有名著名人が非常に多い。

これが足もとを綺麗にしておくということと関係があるのか?

関係があるならば人生で成功したい人ならやらない理由はない。


答えは靴磨き職人から教えてもらった一冊の本にあった・・・



こちらは世界一の靴磨き職人である「長谷川裕也氏」が執筆した書籍だ。

この本は私も熟読した。


結果から言おう・・・

この本を読めば靴を買おうとか、磨こうとか・・・

そうじゃなくて・・・

「背筋が伸びる!!」

つまり男として、ビジネスマンとして、意識が自然と変わっていくのだ。

結果として足元にも気を遣うようになる。


それはなぜか・・・

靴を磨けば自分が変わる・・・なんか魔法のような・・・嘘をつかれた・・・だまされたような気がするが・・・

この本には非常に理論的に書かれている。

自分が担当する一流の成功者の体験談や日頃の会話などから感じる事を含めてお話しします。

まず一流のお客様、成功者とはどのように見えるのか?

もちろん、ご家庭やプライベートでは違った見え方もあるのかもしれない・・・

しかし少なからずお店にお越し頂いている時間、道でお会いした時、お電話した時・・・

・堂々としている

・背筋が伸びている

・身嗜みが洗練されている

・品がある

・朝が早い

・仕事に対してモチベーションが高い

・何事でもビジネスにかける思想がある

・思考がボジティブ

・カバン・バックの中身が整理整頓されている

・時間管理をしっかりされている

・モノを大切にされている

・メニュー、商品アピールをされても、その効果を伝えないと購入されない(無駄使いをしない)

・自分の心、思考、ビジョン、固定概念をしっかりもっている

・3週間から1ヶ月の間にカットされる


このような共通の点があるように思える。

つまり自己管理がしっかりされていてそれがぶれない。

面倒くさいことや大変な事もしっかりこなす。

なにより無駄な時間がない。


その他の点でも多々あるのかもしれないが・・・

逆の言い方をすれば、このようなセルフコントロールすることができるようになれば、自分の人生が成功するということだ。

この本ではそれが靴を磨くことによってできるようになるという。


靴を磨くことというのは

・心が落ち着く

・信頼される

・主体的になれる

・ポジティブになる

・身嗜みが整う

・整理整頓ができる

・姿勢が良くなる

・節約できる

・自分の時間が増える

・運が引き寄せられる


とこの本には書いてある。

そもそも人生とは苦難の方が多い、そして数々の誘惑が日々存在する。

これができるようになると自ずと一流のお客様や長谷川氏のような結果がついてくる。


靴を磨くということははっきり言って最初は面倒くさいことです。

手間もかかり、ある程度の道具を購入しないといけません。


しかし、まず靴を磨いた後に靴がきれいになります。

綺麗になると感動が生まれます。気持ちよくもなります。

また綺麗にした靴は汚れにくいように歩くようになります。

雨の日や人混みを割けます。

そして周りの人はいつもきれいにしているアナタの靴を見て

この人は足元をキレイにしている、キチンとしている人という認識を持つようになります。

すると感動したり、褒められたあなたは更に靴をしっかり磨きたくなります。

靴を磨くには時間をしっかり確保しないといけないので、

時間の管理ができるようになります。

綺麗な靴が汚れにくいように天気予報を気にしたり、満員電車を避けて、早起き、早出をするようになります

段々と靴も更に良い靴が欲しくなったり、靴以外の身嗜みも整えるようになる。

上司やビジネスパートナーから自己管理がしっかりできる、と認識されるようになるとさらに新しい仕事が舞い込んできます。

そして立場や仕事のモチベーションが上がると更に、良い靴や身の回りのモノをよくしたり、生活も豊かになる


自信にあふれてきて堂々とした立ち振る舞いや、考えも自己のビジョンもしっかりしきます→経営者やリーダーの素質

如何でしょうか?

靴を磨く、足元を整え始めるということは自分を自ずと成功者へと導き始めるのです。

ただ靴を磨いているだけでも、自然と時間の確保や、自分への自信、

上司や周りからの信頼、更に高い身嗜みへの欲望など・・・

成功者とは自分をコントロールするところから始まるもの。

それが自然と靴磨きからできる。

是非参考にしてみてください。


失敗しない靴の選び方

せっかく良い靴を買うのに失敗してはもったいない。

自分にピッタリの靴に出会う為には?

 

足の形を把握する、縦と横を知る、アーチ、甲の高さを知る、かかとの大きさを知る、靴のデザイン、色、革を選ぶ……フレッシャーズ、若者→古着屋を教えるor3万円代の靴を教える(入り口になりやすい)

…一目惚れもありでしょう。

靴紐があるかないか

失敗しない革靴の選び方と一口に言っても分かりにくいので、いくつか定義しておく。

 

1、歩きやすく、疲れにくく、足を守ってくれる

2、コストパフォーマンスが良い

3、手入れが比較的容易

 

世の中、スニーカーが主流になっているというように感じる。もちろん軽く、歩きやすいし疲れにくい。さらには革靴ほど高価でもないし、手入れもさほど難しくない。ファッションで履くスニーカー、機能で履くスニーカー、どちらにせよ「歩行」を促進すべきであり、そう意味でも「足を守る」ように作られて然るべきだ。では、このような「革靴」が存在するのだろうか。

革靴の歴史で触れているが、どうも敷居が高いような表現になってしまっている。ただ着眼点を合わせ、革靴であってもスニーカーであっても、基本的には「歩行を促進する」ものだということは一般常識だろう。

「歩行を促進する」というのは、地面に何かが落ちていた時にそれを素足で踏んでしまうことがない、足をくじいてしまう確率が減る、足を踏まれてしまってもそこまで痛くない、アウトソールのグリップが効いている靴であれば、より早くスムーズに歩けるという意味がある。足を守り、歩くのを助けてくれる最高のパートナーである。

となれば、靴への見方も変わってくるのではないだろうか。

失敗した靴選びをしてしまうと、靴ズレが起きたり、自分で足を痛めてしまったり、はたまた腰、体に支障が出て、その靴を履かなくなってしまう。

それを未然に防ぐために「靴選び」は本当の意味で重要なのだ。

 

 

靴選びには「売り手の適切なアドバイス」と「買い手の判断力」が重要である。

既製靴店に例えていうと、こういうことになる。

売り手「お客様のお好みのデザインと足の形、大きさを伺ったところ、◯◯の靴が良いかと存じます。」

買い手「いいですね、それはいくらですか?」

売り手「◯◯円でございます。」

買い手「分かりました。この靴は修理はできますか?」

売り手「もちろんでございます。ただ、その際はどのような状態かを拝見してから修理工程に移りますので、最初のうちはお持ち込みしていただけると幸いでございます。」

買い手「分かりました。革靴ですし、日頃の手入れはどうしたらいいですか?」

売り手「日頃のメンテナンスは誇りを払う程度で十分です。またクリーナーやクリームを使ったケアは、この靴を週に2回から3回履くとして、週1回のメンテナンスが必要です。そうすることで革を保湿させ、より長く履ける靴になってまいります。」

買い手「分かりました。じゃあこれを買います。」

このように売り手と買い手のコミュニケーションが非常に大切である。これは革靴に限ったことではなく、飲食やその他多くの業態においても重要なことであると思う。

またこれは「試し履き」をした上での会話であることを忘れてはならない。試着をし、5分ほど歩いたり、カウンセリングを経てこの会話が初めて成り立つ。

買い手は履きたい靴、欲しい靴の要望を、売り手はそれに応えられる靴の数、デザインの幅を用意できることが非常に望ましい。さらには信頼のある修理屋や靴磨き屋がその周りにあることも理想になってくる。

では試し履きについて。店内にて商品である靴を履いて歩いたり、ここが痛い、またはこんなに履きやすいのか!など発見をする時間である。足の形を把握する、縦と横を知る、アーチ、甲の高さを知る、かかとの大きさを知るなど細かい特徴を発見していくこの過程があってこそ、次に靴のデザイン、色、革を選ぶことができるだろう。

もっとも、多くの買い手はその購入する予定の靴の用途はあらかじめ決まっていることがほとんど。「失敗しない革靴の選び方」は先述の売り手と買い手の会話や、随所にわたるユーザーの足型や歩き癖をどこまできちんと理解するかに尽きるが、既製履の場合、この多くの項目のうち何かを妥協せねばならない。ただ不思議なことに多くの既製靴はそれらを網羅する力を持ち合わせていると思う。「ここのブランドのこデザインが欲しい」なんてことは、人である誰しもが一度は思うことであろう。私自身もその一人である。エドワードグリーンのチェルシー、バークレー、オールデンのNST、トリッカーズの2508、フォスターやヘンリーのオクスフォードシューズにウェ

ストンの300や180、ハントダービー、アレンのフィフスアベニューなど、挙げればきりがない。

靴には木型が存在し、多くのデザインや幅を持ち合わせている。それら商品を履き、自分の足にあった靴を見つける「時間」はとても有意義な時間に違いない。

またここでフレッシャーズの方へオススメしたいものがある。

本来革靴は新品で購入することが望ましいのだが、その新品の靴よりも断然履きやすく、そしてとってもかっこいい靴が「古着屋」に眠っている。単なる古着屋ではなく、「セカンドハンドショップ」と呼ばれる靴や服の専門店が存在している。

また次号で紹介しよう。

 

 




革靴の歴史

「革靴発祥」

その当時、革靴(特に紳士靴を指す)は英国にて誕生した。視覚的な美しさを求めるものから競技用、軍靴などが工場で製造された歴史がある。

ヨーロッパにルーツを持つ革靴だが、その技術はヨーロッパ諸国にとどまらず、今日、北アフリカや東南アジア諸国にまでオリジナルで生産される技術が伝播していった。

貴族や王室御用達のドレスシューズのそれらは、シューメーカーの職人によって完全フルオーダーの「ビスポーク」(英語の文法の“be spoken”が語源だという)の作られ方を、変わって大量生産期には工場生産(ファクトリーメイド)が盛り上がった。工場製の靴が顕著なのはいうまでもなくアメリカだ。サービスシューズ(軍など国に納める供給靴)を筆頭に、タウンユースできる良質なものが生産されていた。現在は奇しくも数少ない「アメリカ産」の紳士靴が存在するが、メーカーの存続懸念から、生産は米国から生産効率の良いアジアへと移っていった。

ちなみにオーダーシューズの中には「パターンオーダー」と呼ばれるものもあり、それらはある程度決まった木型から好みの革、色、素材のそれぞれを選んで出来上がるオーダーシューズである。


「革とは」

当然のことながら、革靴なので動物の革を使って作られたものを指す。そうでない素材のものは合成皮革や化繊などで作られたものもある。ここが混合しやすいので注意が必要かもしれない。

近年、化学繊維のグレードが向上し続けているせいか、合成皮革と天然皮革の見分けがつきにくいものも存在するのが現実だ。

食用の産物として得られる動物の「」は工場にて加工されて「」と書き方が変わる。陸に生息する動物、海に生息する動物など種類は多岐にわたる。

当時ヨーロッパでは天然の革から作れる靴に限りが出てしまった。需要に生産が追いつかない状況だ。食用として重要な動物から採れる良質なそれは希少価値が上がり、原価の高騰にも繋がった。また動物を早く太らせ、食料として調達するようになっていった。そしてその頃には革に張りが出るようになり、足馴染みの良い、しっかりとした革が使用された靴が市場に多く出回っていたほど、人類にとって華やかな時代だったのかもしれない。

謳歌した時代の賜物は現在高価で取引されることもしばしばあり、一方では科学技術の発達によって生み出された素材のグレードアップが図られる。


「アウトソール」

さて、革靴というものはある種、紳士、婦人の嗜みである。現在市場でも見られる「黒塗りのレザーソール」は、本来その「黒」の美しさを保つようにされていた。要はレッドカーペットや絨毯の上を歩いたり、馬車や車に乗って移動する人が履くものとされていた。また黒ではないが、女性もので良く見かける「クリスチャン・ルブタン」のピンヒールシューズはそれに値する。あの靴の真っ赤なレザーソールはそのカーペットの上を歩くものとして成り立っていた。

ちなみにオールデンの靴のアウトソールには「プランテンションソール」という、つま先部分のみレザーで、そこからかかとまでの部分はゴムでできているソールの種類がある。これは絨毯の上を歩くときにアウトソール全部がゴム製だと引っかかりがあり、スムーズに歩けないことを改善させた例である。

そのように黒や赤に塗られたソールは、現在このコンクリートの中で生きていくことが難しくなってきたようだ。その靴の美貌を復元できる力のある靴の修理屋や靴磨き職人の中には、このストーリーを理解している者も少なくないはずだろう。

またゴム製のアウトソールを強みにしているものも存在する。ビブラム、ハルボロー、キャッツポー、ビルトライトなど。地面を噛むように歩けるので、アスファルトジャングルの日本国内(都心など人口の集中するエリア)においてはこちらに軍杯が上がりそうだ。

このアウトソールの種類では、ドレスシューズを前提的に綴っている。ペコスブーツやモンキーブーツなど、より稼働的な種のそれは別のところでお話しする。


「製法」

靴の製法の話に進もう。機械が産業革命によって大きく発展し、靴やその他製品の生産効率が上がったことはいうまでもないだろう。

大きく「縫ってある靴」と「接着の靴」の2つに分かれる。それぞれ用途に合わせた製法であり、どちらが良いとか悪いとかそういうことではない。

「縫ってある靴」の中にはグッドイヤーウェルテッド製法マッケイ(ブレイク)製法と呼ばれるものがある。グッドイヤーウェルテッド製法は靴の上部(アッパー)と下部(アウトソール)の間にウェルトと呼ばれる革紐のようなパーツを挟み縫い上げる製法だ。ウェルトが緩衝材になることで、アウトソールの交換時に靴全体が傷まずに済むのがメリットだ。本来これはハンドソーンウェルテッド製法という作られ方をしていた。グッドイヤーのように機械を使ってウェルトをつけていくのが主流であるのに反し、手縫いを施す、大変手間暇かかる製法だ。機械のない時代に手縫いで一足一足作成していたことを考えると、どれほど過酷な仕事であっただろうか。

一方マッケイ(ブレイク)製法の靴は、アウトソールとアッパーが直接縫いつけてある。それに加えてマッケイ(ブレイク)製法の靴はコバ(ソールの側面)の張り出しがグッドイヤーのそれと比較すると控えめで、見た目の美しさも兼ね備えている。新品の頃から履き馴染みが良く、歩行も快適であることもありヘビーユーズしがちだ。一つ難点を挙げるならば、アッパーとアウトソールを直接縫い合わせているので、アッパーに糸目をつけてしまっている。どういうことかというと、

靴はアッパーが裂けてしまったり、ダメージが酷くなってしまうと、その靴は履けなくなってしまうことがある。地面に直接触れ、靴の中で一番負荷のかかる最も過酷なパーツはアウトソールである。それの交換によって靴は進化を遂げ、オーナーの足に沿っていくものだ。グッドイヤーやハンドソーンはアウトソール交換の際に合わせてウェルトの交換ができる。しかしマッケイ(ブレイク)製法のそれとは別物で、アッパーとアウトソールを直接縫い合わせていることから、修理の際にアッパーを傷つけてしまう懸念がされる。グッドイヤーウェルテッド製法の靴は丈夫で長持ちするが、その反面、マッケイ(ブレイク)製法のような柔軟性は後々になる。履き出しから快適で修理もしっかりできて、長く履ける靴となるとコストがかかる…その解決法は別の機会に。



また、日本とイタリアの2国に関していうと他の国で作られている靴ではなかなか見ることのできない意匠や技法が施されている。アウトソールの縁を内角度約45度に削りこむ「矢筈仕上げ」のある日本(靴を上や前からみたときにシュッとし、美しさが引き立つのだという)の靴、迫力のあるコバをこれでもか!とまで見せるラージコバ(ヒュージコバ)やウェストの削り出しがくびれていて美しいイタリアの靴。どちらの国も「靴作り」は外から入ってきたもので、それに独自のアレンジを加え現在の靴まで引き継がれている。(イタリアはイギリス人のバカンスでもあったことから、洋服の仕立てや靴作りを吸収していったと考えられる。)

ドイツには医学療法的措置としてオーソペディックシューズが誕生したり、アメリカの一部では靴のフロント(ヴァンプ)部に縫いを施す意匠をも持つ。

一方で接着の靴は、特にスニーカーの類に多くみられる製法だ。とにかく歩きやすく、クッション性も抜群なので、現代ではよく履かれているのを見かけることが多い。「高級紳士靴」と呼ばれている有名なシューメーカーから市場に売り出されているものでもスニーカータイプが存在する。「バルカナイズ製法」というゴム製のリブをぐるっと一周巻いてつけたものが有名だが、そのリブがついていないものもある。コンバースのスニーカーをその例としよう。

アッパーとソールを貼り付けただけのものは、寿命という限界があるように思える。それは「革靴」にも言えることで、生産コスト面では非常に優れているように見えるが、長期的にみたら「接着のみ」よりもしっかりと「縫ってある」靴の方が経済的に優しい。一回一回靴を履き捨てるのではなく、自身にあった靴選びをすることが望ましいようだ。

多くの靴の歴史にはルーツがあり、それそれが発達したことに触れたが、それは実は現在も継続している。エシカルファッションがもてはやされ、エコが課題視されている今日、革靴のそれらが本当の意味で「嗜み」になっているのかもしれない。


一流の足元へ~靴というのはその靴に相応しい場所に連れて行ってくれるもの~

皆様はビジネスシーン、プライベートシーンではそれぞれどのような靴を履いているだろうか?

ビジネスシーンでは仕事内容によっても変わって来るだろうが、

ビジネスシーンにせよ、プライベートシーンにせよ

その人の価値観であることには違いない。

 

高級な靴を履いている人

好きなブランドの靴を履いている人

履きつぶそうとしている人

靴なんてそもそも興味がない人

 

青山の職場がリニューアルするにあたり、新しいサービスとして

「靴磨き」

のサービスを始めた。

 

すると正直思っていたよりも靴を綺麗にするということに関心がある人が多いことに気づく。

今まで複合メニュー(オプションメニュー)を提案してもずっとカットコースだった人が

迷わず靴をキレイにしておいてというのだ。

 

意外と靴を見ているとロンドン製やイタリア製の良い物を履いていたということに気づいた。

そして自分でも靴だけはキレイにするように定期的に磨いているらしい。

 

青山の立地もあるかもしれないが、足元をかっこよくしておく、キレイにしておくということはとても価値を感じているようだ。

 

それこそ普段カットしかない人でも足元をキレイにしておくということはかなり重要性がうかがえる。

 

 

ヨーロッパの言葉でこんな言葉がある。

「良い靴というのはその靴に相応しい場所へ連れて行ってくれる」

今ではだいぶ日本にもなじんできた言葉。

 

つまり仕事で良い靴を履いていれば相応しい仕事がもらえる

そしてプライベートではデートがうまく行ったり、オシャレな場所へ行くようになる。

 

良い靴、磨いた靴というのは、人混みを避けたい。

 

踏まれたり、ぶつかったりすると、せっかく綺麗にした靴が台無しになる・・・

その為に良い靴、キレイな靴だと人混みを避けるようになる

すると早く出勤するなど時間のコントロールができ始め、仕事が効率よくなる

 

青山のお店でカットしている人ほど目が肥えている。

以前お客様に気になるところないですかねとお伺いしたところ・・・

「あのスタッフさん踵をつぶして履いているでしょ・・・」

 

ビックリした。

ヤッパリ結構足元というのは,一流の人ほどよく見て

一流人ほど足元から判断してしまう・・・

 

自分がビジネスでもプライベートでも成功したければ

やはり常に足元は見られているという自覚を持ち続け

自分が登りつめたい相応しい足元に磨き上げておくべきだろう。